HOME > ソフテックだより > 第448号(2024年4月17日発行) 現場の声編「出張作業時の苦労と楽しみ」

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ソフテックだより 第448号(2024年4月17日発行)
現場の声編

「出張作業時の苦労と楽しみ」

1. はじめに

弊社では制御用ソフトウェア開発を行っており、開発を終えた後は客先にて最終的な動作確認を経て納入となるケースが多くあります。 また、制御用ソフトウェアのため最終的な納入先は工場ということが多く、これまで日本各地にて出張作業を行ってきました。
社内作業と出張作業を比べてみると普段とは異なる部分がありますが、ソフト開発の業務における出張作業はこれまでいろいろとご紹介してきました。
今回のソフテックだよりでは「出張作業時の苦労と楽しみ」というテーマで、筆者がソフト開発の業務内容以外で出張作業にて感じたことをご紹介したいと思います。

2. 出張作業で苦労する点

これまでの出張で、業務内容以外で苦労したなと思ったことをご紹介したいと思います。

・方言や文化の違い

地方によって独自の方言や文化が存在し、大阪弁のように全国的にメジャーな方言ではない場合は、それに適応するのはなかなか難しいです。 方言はビジネスの場面でも使われることがあるため、意思疎通に苦労することがあります。
その地方にもよりますが特に方言が強い東北地方での出張作業では、苦労したのを覚えています。
その際は先輩と2人で伺い、作業前や作業後にお客様と一緒に打合せをしましたが、その先輩も東北地方の出身だったこともあり方言での会話となっていました。
話の内容とか以前にそもそも言葉の意味がわからない状況だったため、終始???という状態になった覚えがあります。

・交通アクセス

地域にもよりますが、出張先では移動に時間がかかることがあります。 特に、地方都市や観光地へのアクセスは公共交通機関が限られている場合があり、移動の際には計画性が求められます。
都心では数分おきに電車が来るのが当たり前の生活になっていますが、地方では1時間に1本しか電車がこないということもざらにあります。
また、最近はないかもしれませんが、Suicaで入場して途中で何度か乗り換えを行っていたら、目的地が無人駅であったり、 電車だけどバスのように車内で現金を投入するシステムになっていたりということがありました。 そうなるとSuicaを使用して退場できず、帰りは現金で乗車するしかなく対応しているJR窓口まで行ってからSuica入場記録の取消しが必要となり大変だったのを覚えています。

・天候の影響

出発する際に東京では晴れていても、出張先についたら雨が降っていたなんてことはよくあります。
また、場合によっては台風や豪雨などの自然災害による交通機関の乱れにより、滞在中の移動が懸念されることもあります。 特に怖いのが積雪で、慣れてない人からすると雪道でのレンタカー運転など危険で注意が必要です。 そのため今では事前に出張先の天気予報を確認しておくようになりました。

3. 出張作業で楽しみな点

次は、逆に楽しみと思うことをご紹介したいと思います。

・チームビルディング

弊社はソフトウェア開発会社で、ソフト製作の作業中は集中しているためどうしても無言でパソコンに向かっているということも多くなりがちです。 しかし、出張作業の際は同僚やさらにはお客様との色々とコミュニケーションを取る機会が増えます。 業務中だけでなく、食事やお酒を飲む機会が増えますので、普段はしないような話を聞けたりするのもの楽しみの1つです。

・地元料理

私が考える出張先での楽しみは何といっても地元の料理を味わうことではないかと思います。
例えば、関西なら粉もの、名古屋ならみそかつや手羽先、福岡なら明太子やラーメン、北海道や海沿いなら海鮮、という感じで様々なご当地料理を味わってきました。
私自身は博多ラーメンが好きなので九州に行った際は、毎回のように博多ラーメンを食べています。
当然、仕事で出張に訪れているので色々なお店を回るといったことは難しいですが、 例えば博多駅に入っています「博多めん街道」のように色々な店舗が集まっている場所は簡単に立ち寄れるのでオススメです。

ラーメン

博多めん街道
「博多駅のおすすめ「とんこつラーメン」7選」

・温泉地の利用

地方の場合は温泉地が点在していることも多く、仕事の合間や出張終了後にリラックスする絶好の機会です。自然に囲まれた温泉地での滞在は、疲れを癒す上で最適です。
出張先で休日を過ごした際には、山の中にある温泉を訪れてみましたが、とてもリラックスできたように思います。

温泉

しいばの湯
「日本三大美肌の湯」に数えられる名湯「嬉野温泉」


また、海沿い近くへ出張に行った際は、宿泊したホテルの露天風呂が屋上にあり海を見ながら入浴できるというようなこともありました。 海なし県の埼玉出身のため、ただ海が見えるというだけでなんだか嬉しくなりました。

北茨城 磯原シーサイドホテル
「海と山 自然と同居する北茨城」

4. おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は普段のソフト開発の業務とは直接関係ないことを書いてみました。
私自身は基本的に出張が好きですが、最近はリモートで対応できることが増えてきて便利になってよかったと思う反面、出張の機会も減ってしまって寂しいなと感じます。
改めて書くことでもないですが、せっかくの出張を楽しむためにはメインの業務の方で問題などださず予定通りに無事に作業を終えるというのが大前提となります。 そのために弊社では先行検討と呼ぶ事前準備を徹底するようにしています。
今後も先行検討を徹底して、せっかくの出張も楽しめるように努力したいと思います。

(Y.R.)


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