HOME > ソフテックだより > 第376号(2021年4月21日発行) 現場の声編「入社から1年を振り返って 〜ソフテックで学んだこと〜」

「ソフテックだより」では、ソフトウェア開発に関する情報や開発現場における社員の取り組みなどを定期的にお知らせしています。
さまざまなテーマを取り上げていますので、他のソフテックだよりも、ぜひご覧下さい。

ソフテックだより(発行日順)のページへ
ソフテックだより 技術レポート(技術分野別)のページへ
ソフテックだより 現場の声(シーン別)のページへ


ソフテックだより 第376号(2021年4月21日発行)
現場の声編

「入社から1年を振り返って 〜ソフテックで学んだこと〜」

1. はじめに

私は2020年4月にソフテックに入社し、2021年の4月で2年目になる社員です。入社から1年が経ち、開発業務はもちろんですが、その他にも様々な経験をさせていただきました。
今回は、私がこの1年間の経験で学んだことについて綴っていきます。

2. これまで行った業務

2.1 ソフトウェア開発

これまでいくつかのソフトウェア開発に携わってきましたが、今回はWindows向けのシミュレータ開発についてお話します。このシミュレータは、異常な状況を検知した端末が正しくそのデータを送受信できるかどうかをシミュレーションするものです。新規ではなく、元々あるソフトウェアのプログラム改造でしたが、この開発にはかなり苦戦しました。
苦戦した点は大きく2つです。1つ目は、既存のプログラムを理解することです。私は開発言語であるC++に慣れておらず、何がわからないのかもわからない、ということが何度もありました。そのため自分の状況が整理できず、先輩社員に質問することにも苦労しました。しかし、先輩方に1つずつ教えていただくうちに、C++のプログラム構造が段々と理解できるようになり、他の方が書いたプログラムを見るときにどこを見れば良いのか、どのように追っていけば良いのかが段々とわかってきたように思います。
もう1つは、通信処理の作成です。大学で情報分野を学んできましたが、通信に関する知識や経験が豊富でなく、送信メッセージの作成処理や受信メッセージの解析処理を実装するのは初めてでした。通信処理を作成して試験してみると、想定通りの動きにならないことが何度もあり、修正して試験して、を何度も繰り返してしまいました。また、「できた!」と思っていても、よく見るとメッセージの内容や処理の結果が間違っており、指摘を受けるまで気づけず迷惑をかけてしまう、ということもありました。ソースコードを作成するときや試験を行ったときに、焦らずもっとしっかりと確認をしていれば気づけたのに、と強く反省しています。シミュレータの開発は未熟な私にとって困難なものでしたが、その分、技術やノウハウとして学んだことは多くありました。

2.2 道経一体研修会動画の作成

ソフテックでは、定期的に社内で「道経一体研修会」を開催しています。この研修会では、外部講師や社内講師による「道経一体」についての講義や、社員発表、ディスカッションを行っています。これまでの研修会については、ソフテックだより 第272号「自己啓発推進室の活動と自身の心境変化」にて紹介しています。
しかし、最近の道経一体研修会は、これまでと少し形を変えたものになっています。コロナ禍により、会議室に全員が集まっての研修は避けたほうが良いという事情や、講義の内容を記録として残しておきたいという意向があり、事前に撮影・編集した動画をいくつかのグループに分かれて見る形を最近ではとっています。その動画の撮影と編集を、現在私が担当しています。
ソフテックとしても新たな試みでしたので、これまでに講義の撮影や動画編集の経験がある社員はおりませんでした。必要な機材は何か、撮影環境に問題はないか、どのように動画を編集すればよいのか、といった事柄の全てが手探りで、一から自分で考えてノウハウを構築していく必要がありました。先輩社員の方々に多大なご協力をいただきながら、試行錯誤し、常に「次はどうしたら上手くいくのか」を考えました。また、特に編集に関しては、「どうしたら観やすい動画になるか」を自分なりにこだわりました。しかし、こだわるにしても単に時間をかければ良いわけではなく、自分の他の業務に支障が出ないよう、作業はなるべくシンプルにすることも気をつけました。
そのような経緯を経て、初めて私が動画撮影と編集を行ったものを全社員の方に見ていただいたとき、1人の社員の方から「動画編集が自然で、素晴らしかった」という感想をいただきました。このとき、努力が報われたことと、自分のこだわりがしっかりと相手に伝わったことを感じました。そして、今後もより一層、磨きをかけた動画にしていくことを心に決めました。

道経一体研修会の動画視聴の様子(八戸事業所)
図1.  道経一体研修会の動画視聴の様子(八戸事業所)

3. 今後の課題

3.1 知識と技術を培う

今後の課題について、まず、技術者として、まだまだ知識と技術が不十分であることを日々感じています。わからないことは積極的に聞く・調べるという姿勢を忘れず、勉強していく必要があると考えています。知識や経験が乏しいために不明点やできていない点が自分でもよくわかっておらず、うまく説明できないことがあります。「ここで躓いているな」「ここがわかれば進められそうだな」といったことを素早く把握するためには、立ち止まった原因を単純に解決するだけでなく、わからなかった理由は何か、どんな情報や知識が足りていなかったのか、といったことまで掘り下げて反省し、自分の知識や技術として蓄積していくことが大事だと実感しています。

3.2 作業効率を上げる

作業の目標・計画を立てて開発を進めていますが、この1年間を振り返ると、その通りに進まなかったことが多かったです。計画をする際の、この作業にどれくらいかかるのか、どのように進めていくか、といった先行検討が未熟であるということもありますが、私の場合は作業効率が悪いことも原因の1つであると考えています。焦らずに自分の状況を冷静に見て、丁寧に対応していれば、何度も試験しなおしたり不具合を見逃したりということを防げたのではと思います。作業をするにあたって、どこに重きを置くべきか、時間をかけるべきかを考えるよう心掛けていきたいです。動画編集で褒められたのも、その心掛けが成功した例だと考えています。仕事に対する姿勢としても大切なことであり、動画編集作業での学びを開発業務にも生かしたいと思います。

4. 最後に

1年間を振り返ると、様々な仕事に挑戦させていただき、見守ってくださった先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。数々の失敗もありましたが、学んだことも多く、社員としてだけではなく1人の人間として成長する機会をたくさんいただきました。
未熟な点はまだまだ多く、ご迷惑をおかけすることが多々ありますが、これまでの感謝を忘れず、今後も日々成長していけるよう努力して参ります。

(F.Y.)


関連ページへのリンク

関連するソフテックだより

ページTOPへ