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私は、入社2年目で中国出身の若手社員です。ソフテックではソフト開発に関わる実務のほかに色々な活動を実施しております。今回は、2年前から会社として取り組み始めたSAMSグループ内の親睦会についてお話ししたいと思います。(SAMSグループについては、ソフテックだより 第156号(2012年2月15日発行)現場の声編「ソフテックへ入社して(中途採用)」に記載されていますので、そちらを参照ください。) 各グループに対して、2か月間に最低1回開催することが義務づけられており、特に新入社員を有するグループの場合は毎月行うことが推奨されています。私は去年の4月から今年の9月にかけて親睦会に15回ほど参加してきました。今までの経験を振り返って、親睦会の開催によって、若手社員の成長を色々な側面から促していることを実感したので、ご紹介させていただきたいと思います。
私の所属するグループでは私を含む若手社員の2人が親睦会の幹事を持ち回りで担当しています。幹事をするだけで勉強になる場でもあると感じています。最初のうち、私は段取り上手ではないから幹事は無理ではないかと、すごく難しい印象を抱えていました。幸い先輩や上司の方々から会社付近のお店のリストを作っていただいたり、お店の方との交渉のしかたを教えていただいたりなどして、親切にサポートしていただき、慣れていくうちに段取りも少しずつよくなってきていると感じています。段取りをよくするためには、下記のような心配りができるかどうかがすごく肝心だと思います。
テーブルマナーと聞くと、堅苦しく考えてしまいがちですが、実際は周りの方に迷惑や不快感を与えることなく、お互いに楽しく食事をするための簡単なルールです。10数回もの親睦会に参加するうえで、自然と世界中から日本にやってきた料理に接す機会が多くありました。各国の味付けも違いがあれば、食べ方やマナーも違いがあります。なかでも中華料理店に数回足を運ぶことで、中華料理が日本人の口に合わせた味付けに工夫され、食べ方やマナーでも日本流というものが確立されていると実感しました。中華料理のみならず、フランス料理やイタリア料理などさまざまな料理も同様です。どんなジャンルの料理のお店でも、日本流のテーブルマナーの共通点は、やはり参加者や周囲の人を思いやる心を大切にすることだと実感し勉強になりました。以下は日本と中国の中華料理店でのマナーの違いについてご紹介させていただきたいと思います。
親睦会では仕事とプライベート両面の会話を通してグループ内でのスムーズなコミュニケーションを図り、仕事に活かしていくことが目的です。プライベート面では、身近な出来事をもっと多くの人とシェアすることで、喜びを数倍にし、悲しみを数分の一にすることができるのが大きいです。例えば、つい最近は、子供が無事に生まれたことをグループメンバーにシェアすることで、その分喜びも多くなりました。図1は親睦会の様子です。一方、若手社員は先輩や上司から仕事上での成功の心得や、不測の事態での対応などの経験を共有されることで、今後発生しうるさまざまな場面においても心の事前準備ができるようになります。そう言った暗黙知の伝授は親睦会を通して可能になると感じました。また、数多くの親睦会を通して、自分が何を言うかばかりを気にしがちなのですが、そうではなく、相手がこちらの発言をどう受け止めて、どういう行動につなげるのかを気にしながらコミュニケーションをしていくことの大切さを認識することができました。これからの仕事で、仕事のスキルをブラッシュアップし続けるのはもちろんですが、それに加えて、思いやりや信頼につながるコミュニケーションが取れることも必要不可欠だと感じました。
図1.親睦会の様子
ソフテックでは、ソフト開発に関わる実務のほかに色々な活動を実施しています。今回取り上げた親睦会以外にも、挨拶運動、勉強会など色々な活動をどんどん推進しております。そのおかげで一人ひとりが働きやすい職場環境づくりができるのではないかと思います。親睦会などを通して、若手社員の私は色々な側面で少しずつでも成長できていると感じております。
拙い文章ですが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(S.S.)
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