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私は今年で入社5年目の中国出身の社員です。来日の前には想像もしませんでしたが、この度、日本で第一子が生まれました。育児の中、楽しいことも悩むこともあり、いろいろ考えさせられました。そこで今回は赤ちゃんが生まれてから、私自身が気づいたことや、変わったことについて書いてみようと思います。
よく耳にする話ですが、実際に自ら体験しますと、やはり感謝の気持ちが一番大きく感じます。妻、病院の先生や助産師たちにはもちろん、苦労して育ててくれた両親や、休暇を取っていた間に仕事を引き取って応援していただいた上司や先輩たちにも深く感謝しています。赤ちゃんが生まれる前でも気づいてよかったのですが、なかなか気づけませんでした。赤ちゃんが生まれたことがきっかけで改めて気づくことができて、今後この感謝の気持ちを忘れずにいたいと思っています。
赤ちゃんがよく泣きます。どんな理由で泣いているのか言葉で教えてくれませんので、一生懸命赤ちゃんの気持ちを考えるしかありませんでした。そこで、様々な理由をリストアップして、消去法を使って本当のニーズを探る方法を使いました。日常生活や職場でも通用できるではないかと気づきました。例えば、ソフテックの顧客が多くの場合ソフトに詳しくありませんので、具体的な要求仕様を指示していただくことが非常に難しいです。その時は、感謝の気持ちを込めて相手の立場になって考え、顧客のニーズを見つけ出すことが重要だと感じました。
赤ちゃんの武器は笑顔」という言葉を聞いたことがあります。自分自身の体験として、夜赤ちゃんの泣き声で寝不足でいらいらしていましが、ミルクを飲んで満足した赤ちゃんの笑顔から元気をもらいました。連想したのはソフテックの挨拶運動です。ソフテックだより第148号 現場の声編「ソフテックの挨拶の取り組み」でも紹介したように、「自然な笑顔」が重要なポイントとして位置付けられています。改めて笑顔の効果を体感し、その大切さを感じました。
赤ちゃんが生まれる前は、毎日の寝る時間が特に決まっておらず、結局夜遅くまでのんびりして、毎朝ぎりぎりに出社していました。しかし、今は赤ちゃんの寝起きに合わせるために、2時間も早く寝るようになりました。そして自然に、起床時間、出社時間も早まり、フレッシュな気持ちで1日の仕事を始めるようになりました。今後も維持したいと思っています。
元々広くない部屋ですが、赤ちゃんが生まれてからすぐに育児用品が散らかっていました。そんな状態では、毎回使いたいものを探すために余計な手間がかかり、育児が一層大変でした。対策として整理整頓に力を入れてみたのですが、非常に効果がありました。そして、家庭だけではなく職場にもこの意識を改めました。ソフテックだより第52号 現場の声編「ソフテックにおける5S活動」でも紹介したように、ソフテックでは整理整頓に取り込んでいます。しかし、今までは「帰宅前に整理整頓」しか意識していませんでしたが、これから「ものを使い終わったら整理整頓」と意識が段々変わっていきました。
育児について、やはりメインが妻頼りになりますので、仕事と家庭を両立するという言い方は大げさかもしれません。しかし、育児を手伝う中で、仕事と家庭の矛盾を調和する場面が出てくると思います。どうすればよいのかまだこれから探って見つけたいですが、まず以下のことから少しずつ実践してみようと思います。
30年の人生を生きてきましたが、父親としてはまだ0歳です。まだまだ気づいていないことがたくさんあると思いますが、仕事と家庭を調和させ、両立して進めていくように努めます。
最後まで拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
(Y.N.)
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