HOME > ソフテックだより > 第170号(2012年9月19日発行) 現場の声編「ソフテックの活動について 〜研修と親睦会〜」

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ソフテックだより 第170号(2012年9月19日発行)
現場の声編

「ソフテックの活動について 〜研修と親睦会〜」

1. はじめに

私は入社3年目で本社勤務の若手社員です。
ソフテックではソフト開発に関わる実務の他に色々な活動を行っております。
その中でも今回は、私が先日参加した研修と、今年度から始まったグループの親睦会について書かせていただきます。

2. 研修

私は先日、社員研修の一環として、モラロジー研究所が開催するセンター講座を受講しました。ここではその時に経験したことを書きます。

ソフテックでは入社2〜3年目になるとセンター講座を社員研修の一環として受けます。この研修は、技術的なものではなく、一社会人としてのモラルについて考え、自分のモラル向上や、今後の自分の人生について考えるものです。私は7月の上旬に山形県蔵王市で開催されたセンター講座を受講しました。例年このセンター講座は福島県で行なわれていたとのことですが、昨年の東日本大震災の影響により、福島から場所を移し、山形で行なわれることになったそうです。そんな背景もあり、私が受けたセンター講座は復興支援講座ということで、復興を意識されていました。参加者の中には実際に被災された方も多くいらっしゃいました。
そんな中で私が受けた感想などを書かせていただきます。

このセンター講座では幅広い世代の方々が参加され、5〜6人程度が同じ部屋で、3泊4日を共に過ごします。もちろん同じ部屋になる方々と事前に面識はありません。ソフテックからセンター講座に参加したのは私だけでしたので、参加が決まってから、当日に部屋の扉を開ける時まではものすごく緊張していました。しかし、緊張したのは最初だけで、時間が経つにつれ、その緊張はどんどんなくなっていきました。
同じ部屋の方々は皆さん私よりも年上で、一回りも二回りも上の方々でしたが、皆さんは私に気を使ってくれ、大変良くしていただきました。このセンター講座は、自分の人生について考える講座ではありますが、レクリエーションも多くありました。レクリエーションでは同じ部屋の方々と一緒になることもあり、より打ち解けたと思います。

講座では「品性」、「良質の道徳」、「慈悲の心」、「恩恵に報いる」をテーマに様々な体験談や講義を聞きました。
センター講座では講義形式の他に、受講されている方々のお話を聞く機会も多くありました。受講者の中には被災された方もいらっしゃり、被災された方の体験談を聞いた際は、非常に感動しました。その方は被災され、津波でお店を流されているにもかかわらず、それを前向きに受け止め、今を楽しんで生きているとのことでした。その話を受けて、強い人だと感じたと共に、そう言えるようになるまで大変だったのだろうと思いました。
また、別の被災された方からは、復興への取り組みを考えておられ、阪神淡路大震災があった神戸へ行き、復興までの道のりを現地で確認し、今何が必要なのかを考え、実際に盛り上げようと考えているという話を伺いました。この方は50代の男性の方でしたが、自分が主体的に活動し、住まれている地域を復興させようと考えておられました。50代で被災してもなお、復興させ、震災前以上に盛り上げると熱く語られているのを聞き、素直にかっこいいなと感じました。この方のようになるのは難しいことだとは思いますが、少しでも近づけるように、いろいろなことに熱意を持って取り組みたいと感じました。
このような講座を受ける機会を頂けたこと、講座を盛り上げようとしていただいた現地を含む東北の方々、貴重な体験をさせていただいた方々に大変感謝しています。講義以上に、受講している方々の話を聞き、非常に感動しました。この3泊4日で被災者の体験談を伺い、震災を身近に感じることが出来、当たり前を当たり前だと思わないこと、いま自分がこうしていられることに感謝し、これからもこの気持ちを保てるようにしていきたいと感じました。

センター講座が終わり、2ヶ月経ちました。今でもセンター講座で学んだ中で、特に印象に残っている「当たり前のことを当たり前だと思わないで、感謝の心を持つこと」は忘れないように日々心がけています。

3. 親睦会

ソフテックでは2012年度より、SAMSグループごとで定期的に親睦会を行なう活動を行っています。
SAMSグループとはソフテックという会社をいくつか分けたグループになります。○○部や○○課のようなイメージです。基本的にはSAMSグループを中心に、仕事を行います。

そのSAMSグループごとで定期的に親睦会を行なうことが今年より決まりました。親睦会と言っても堅苦しいものではなく、普通の飲み会です。仕事中には出来ないような私的な会話がほとんどで、楽しくご飯を食べ、グループ内での交流を深め仕事に活かしていくのが目的です。アルコールも入ることでより交流を深められると思います。

また、私の所属するグループでは幹事は持ち回りで担当しています。グループのメンバーへの連絡、お店の予約などを行います。私は飲み会の幹事をするのは得意な方ではありませんでしたが、現在は昔よりは不得意さが抜けたかなと思っています。

最近行なった親睦会は会社の近くにある「しんみち通り」という商店街にある居酒屋で私の所属するグループ全員の7名で7時から2時間で行いました。
親睦会では先輩社員の話を聞くことで今後の自分のためになります。失敗した時の話や昔のソフテックの話などを聞くことが出来ます。過去の失敗談で「失敗した理由」、「失敗しないようにどんな対策をしているか」など聞くと、非常に為になります。会社の中にいると話すことも限られている中で、このような機会があることは貴重であり、特に私のような若手社員には先輩社員と話すいい機会で、日頃は話せないようなことを話しています。グループメンバーの仕事中では見せない顔を見ることが出来、とてもいい機会だと思っています。

4. 終わりに

ソフテックでは、色々な活動を行っています。今回は私が最近受けた社員研修と親睦会の2つについてあげましたが、その他にも各グループで取り組んでいることや、会社としては5Sにも力を入れています。このようなさまざまな活動があるおかげで、息抜きが出来たり、職場でよりよい環境作りが出来たり、仕事により集中できるのではないかと思います。

(S.S.)


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