HOME > ソフテックだより > 第284号(2017年6月21日発行) 現場の声編「健康管理の実践」

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ソフテックだより 第284号(2017年6月21日発行)
現場の声編

「健康管理の実践」

1. はじめに

私は今年で35歳になる中堅社員です。
ソフテックでは35歳になると、健康診断にて通称「おやじ健診」と呼ばれる健診を受けることになります。それとは別に希望者は差額を個人で支払うと人間ドックを受けることもできます。

私は今年で35歳になりましたので、とうとう念願の人間ドックを受けることができるようになりました。 通常の「おやじ健診」ではなく、人間ドックを選んだ理由は、私はどちらかというと体質が弱いのと、30歳を超えたあたりから急激に体の不調が目立ってきたためです。
30歳になるまでは話半分で聞いていましたが、自分の身に降りかかってきて、初めて、「あ、これか」と気づき、今まで以上に健康について注意しないといけないなと感じています。

今回のソフテックだよりでは、体調の変化に対応するために私が実践してきたことや、その効果について紹介したいと思います。

2. 実践内容と結果

ソフトウェア開発は主に椅子に座り、一日中PCの画面の前で作業を行います。 そのため、ソフトウェア開発者の多くの方が悩まされるのは

  • 腰痛
  • 肩こり
  • 目の疲れ

になります。

これらの症状は自覚があるのと、改善点がわかりやすいため、ある程度の対策ができます。
今回は、上記以外の地味に生産性に影響する、身体の不調を取り除くために実践した内容について紹介したいと思います。

2.1 お酢の水割り

ソフトウェア開発の現場ではほとんど身体を動かしません。
そのため、身体の疲労は無いと思われがちですが、意外と身体に疲労が溜まります。適宜、身体を動かせば対策できるのですが、集中して作業をすると、気づいたら2,3時間経過しているというのはよくあります。それを積み重ねていくと、自覚するくらい身体に疲れが溜まっていきます。
そのため、以下のような理由で、お酢の水割りを飲むことを試してみました。

「疲れが溜まっているのをどうにかしたい」
→「肉体的な体の疲れは、体に乳酸が溜まっているからだ」
→「乳酸を分解すると疲れは取れるらしい」
→「お酢を飲むと乳酸は分解されやすくなる」

お酢なら家に常備されているので、試してみようということで実践しました。

作り方はお酢を20ミリリットル + 水を適量です。
味つけは手間がかかるので一切せず一気に飲みます。そのため、水は一気に飲める分だけ入れます。

試してみなくてもわかりますが、ハードルはかなり高いです。お酢をあまり薄めないため、お酢が得意な人でもかなり抵抗感があります。また、飲んだ後、胃が荒れる様な感触になります。

ただ、お酢の水割りは個人的には効果はかなり高く感じました。
3日程度続けると、体調に変化がでます。特に顕著なのは、朝、顔を洗う時に、肌の調子がよいことを実感できました。

ただ、なかなか飲むのに抵抗がある、乳酸が溜まるような仕事ではない、という理由から、休みの日に運動しすぎて疲れが溜まったと感じた時にピンポイントで飲むようにしています。

2.2 トマトジュースの牛乳割り

私は開発作業をメインに行っているため、前述の通り、一日中、PCの画面の前に座り作業を行います。
あまり実感はないのですが、精神的にかなりのストレスが溜まるようです。気づかないうちにじわじわと溜まるストレスであるため、気づいた時には手遅れになります。私の場合は、眠いのに寝つきが悪いという兆候がでました。
それを改善するために何かないかと調べてみたところ、リコピンが良い、トマトジュースはリコピンが大量に含まれているという情報に行きつきました。
ただ、私はトマトジュースが好きではなかったので、牛乳と割って飲むことにしました。

作り方はトマトジュースと牛乳を半々にするだけです。
トマトジュース単品で飲む場合は塩分があった方が飲みやすいのですが、牛乳で割る場合は無塩の方がおいいしいです。

効果としては、何となく寝つきが良くなったなという感触です。また、トマトジュースはダイエットにも効果があるらしいですが、その効果はありませんでした。体重は歳と共に順調に増え続けています。

トマトジュースを飲むことによる効果の実感は薄いのですが、味が非常に穏やかで、寝る前に飲むには最適なので、かれこれ2年以上も続けています。

トマトジュースの牛乳割り
トマトジュースの牛乳割り

2.3 ニンニク

疲れた時にはニンニクを食べよう、と誰もが考えると思います。
私もそう思い、疲れた時には積極的にニンニクを食べるようにしています。
ニンニクは青森県の名産品ですので、ソフテック八戸事業所へ出張に行く機会があった際に大量に購入しました。
一度で処理できないくらい大量に購入しましたので、傷んでしまう前にしょうゆ漬けにして、いつでも食べられるようにしました。
作り方はニンニクを醤油、みりん、酒で漬けるだけです。
そのままニンニクを食べられますし、料理に入れてもおいしいです。

ニンニクのしょうゆ漬け
ニンニクのしょうゆ漬け

ニンニクを食べ続けると確かに、疲労感が減少して、体調が良くなることを実感しました。ただ、ニンニクは食べ過ぎると逆に体が疲れてしまいます。
理由はニンニクの栄養価が高いので、消化にエネルギーがかかりすぎるためです。一片、二片くらいなら問題はないのですが、一玉丸ごと食べると逆に体が疲れてしまいます。
私も疲れているからニンニクを食べようと思い、スーパーで青森県産のニンニクを一玉買い、全部食べたところ、次の日、体調が良くなるどころか、逆に悪くなりました。この時の身体の状態ですが、今まで感じたことがないような異常な体の疲れでした。
身体にいいものであっても、食べ過ぎるとよくないということを実感しました。

ちなみにニンニクはアメリカのがん研究所の発表では食材の抗癌作用ランキングで1位とのことです。

2.4 キャベツ

野菜不足のせいか、なぜなのかよく分かりませんが、おなかの調子が悪い日が続くことがあります。この時に私が食べるのはキャベツです。
キャベツには整腸作用があるので、おなかの調子が悪いときには最適です。

作り方はキャベツを洗い、千切りにするだけです。
個人的なポイントとしては千切りする前にキャベツをよく洗い、千切り後は水洗いしないことです。
理由はその方が効果を実感できたためです。

キャベツを半玉くらい食べると、次の日から、かなりおなかの調子が良くなります。

また、全く想像していませんでしたが、キャベツはアメリカのがん研究所の発表では食材の抗癌作用ランキングでトップクラスとのことです。
日本人の2人に1人ががんにかかるとのことなので、手軽に食べられる食材であるキャベツを積極的に食べていきたいと思います。

2.5 睡眠

上記は疲労回復を食事の面から改善した結果について記載しましたが、最も速攻性があるのはやはり睡眠になります。食事によって栄養面をある程度充実させて、睡眠で根本的な疲労回復がされると思います。
そのため、どんなに体にいい食事をしても、結局はしっかりと寝ないとあまり効果はないと考えています。
ソフテックは毎週水曜日が定時退勤日ですので、水曜日に早く寝るようにすることで、疲労を取り除くことができます。毎週水曜日に必ず早く寝るのではなく、なぜかよく分からない疲労感が続いた時に、早く寝ます。

3. おわりに

健康的な生活を送るためにはバランスの良い食事、睡眠、運動が良いとは言いますが、大人になるとそれを実践するのはなかなか難しいと感じています。子供のころは親が栄養に気を使って、バランスの良い食事になり、早く寝ろと言われて、早く寝て、好き勝手に動き回って運動していましたが、大人になると、自分の食べたいものを食べて、仕事や遊びで睡眠不足になり、動く必要がないから運動しないといった状況になってしまいます。私はそういった状況になりました。
年をとるにつれ身体が弱くなっていくのに、身体に悪い状況を自ら作り出しているということを反省しています。
本稿が読者の皆様の健康を考えるきっかけになれば幸いです。

※ 本ソフテックだよりの内容は筆者自身の体験を元にしておりますが、効果には個人差がございます。ご紹介したレシピを試される場合は、ご自身の責任において行っていただきますようお願い致します。また、医学的な情報の有効性等についてはいかなる保証も致しかねますのでご了承ください。

(S.O.)


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