Interview
未経験から
技術を身につけ
日々、成長を実感
技術部(本社事業所)2020年12月入社
森 優花
© 2024 SOFTECH CO.,LTD
ITが苦手な未経験から
組み込みシステムの
SEに
前職ではプラスチック容器メーカーで品質保証の業務を行っていましたが、通勤が大変だったことから転職を検討することに。手に職をつける仕事に就きたいと考え探していたところ、エージェントにソフテックを勧められました。もともとITには疎いほうでしたが、エージェントから「SEはずっと勉強し続ける仕事」と教えられ、勉強自体は嫌いではなかったので、挑戦してみることにしました。ほかにも未経験OKのIT企業を受けたのですが、当社だけが「完全未経験から取り組むのは厳しいよ」とアドバイスしてくれました。当然、簡単ではないと考えていたので、そういうことをきちんと伝えていただく姿勢に信頼感を持つことができました。
入社後は研修を経て、防災システムの制御・監視ソフトを開発する大型プロジェクトに参加しました。このプロジェクトは現在も続いています。ほかにも並行して金属加工会社の品質保証で使う、測定データを管理するソフトの開発に携わり、実際に測定現場に入って導入テストを行なったりしていましたね。もともとプログラミングなどの開発に関わる知識はまったくありませんでしたが、研修でC#の基礎を学び、OJTで先輩に実務を通して教えてもらい、さらには自分でも勉強をしてきたことで、仕事をこなせるだけの知識が身についていきました。
明確な根拠に基づいて
プログラミングを行う
開発の際に意識しているのは、「根拠のないことはしない」ということです。準備を怠り、考えもなく開発を進めていくと、あとからトラブルが発生する確率が高くなります。ですから、「なんとなく作るのではなく、何をどのように行うのか」を意識し、進めています。例えば、ネットにあるサンプルコードを参照して作ることもできますが、後からバグが発生する可能性が高くなります。しかも、構造をきちんと理解しないで作っているため、バグの原因調査にも修正にも時間がかかることもあります。きちんとした開発を効率的に進めるためにも、「なぜ、このコードなのか」といった明確な根拠を持ってプログラミングすることが重要だと実感しています。
この仕事の好きなところは、いろいろな業界について知ることができる点です。特にソフテックでは、防災関連の会社や金属加工会社、製薬会社など、さまざまな業界にお客様がおり、業界によって手がけるシステムが違っていて興味深いです。また、未経験から働き始めたこともあり、日々、できることが増え、成長を実感できるのも楽しいですね。入社当初は何が正しくて何が間違っているのかもわからない状態だったので、昔書いたコードを見返すと「全然できていないな」というところも多くあります。そこに気づけるようになったことも成長できている証かな、と考えています。


仕事の状況を
共有できる
相談しやすい職場
職場は風通しが良いと感じています。例えば、毎日書いている日報では、日常のいろいろなことを、些細なことも含めて、先輩や上司と共有できます。壁にぶつかっているようならアドバイスしてくれて、ミスを責められるようなこともないので、どんなことも相談しやすいです。一方、ライフステージの変化に応じた女性の働きやすさについては、現状、結婚している女性社員が私だけなのでまだ実績がありません。ですから、あとに続く女性社員たちが困らないよう、私自身、ライフステージの変化を迎えた際には制度づくりに協力していきたいと考えています。
もともと未経験でITに苦手意識のあった私ですが、研修やOJTを通じて大型プロジェクトのメイン担当もこなせるようになりました。お客様と技術的な話もできるようになっています。特に組み込みシステムは、ソフトだけでなくハードの知識も必要な分野のため、技術者としての知識の幅が広がりました。今後の目標は、現在携わっている組み込みシステムの知識や技術をマスターし、ほかの人に教えられるようになることです。現状では、組み込みシステムの開発ができる若手社員がいないので、社内でこの分野の底上げに貢献したいですね。