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私は、2018年4月に東京本社に入社した新入社員です。大学では、情報系ではなく電気系を学んでいました。そのため、情報に関して深い知識はなく、ほとんど1からのスタートでした。ソフテックに入社して半年が過ぎようとしています。今回は、入社前後での印象の違いや入社後行った研修について書きたいと思います。私のソフテックでのスタートを少しでもイメージしていただけたら幸いです。
私は、京都生まれ京都育ちで東京は憧れの地でしたので、東京での生活をとても楽しみにしていました。一方、東京の人は冷たいという話も聞いていましたので寂しくならないか不安な点もありました。また、学生から社会人になるということで、人生の節目に来たことも同時に感じていました。
入社前に社長のお話を聞く機会がありました。この機会のおかげで入社前にソフテックのイメージを掴むことができました。社長は、「誰もが社長になれる会社を目指している」と話されていて、最初は意味が分かりませんでした。そこで、内定者を集めて定期的に実施している入社前研修の機会に先輩社員の方から話を聞いていくと、ほとんどの社員がソフト開発の他に見積もりや原価管理を行うなど仕事の幅が広いことがわかってきたため、「自立できる力を一人一人が持っておられるのかな?」と考えていました。また、社長は「親孝行をする人をソフテックは大切にする」とも話されていて、道徳面の教育に力を入れている会社ということも分かりました。
次に、実際の東京生活と、入社してわかったソフテックの特徴について書きたいと思います。
東京は、色々な地方から上京してきた人がたくさんいます。話のペースや反応が違うことが多々有り、関西人との違いを感じました。私が今住んでいるアパートの周りにはたくさん飲食店があり、お店の従業員さんや常連のお客様に毎日「おかえり」と言っていただけているおかげで寂しさはあまり感じていません。部屋選びは、屋内だけではなく、屋外の環境も含めて選ぶことが大切かもしれません。
社会人としての入社後の変化ですが、入社1年目は残業がほぼないため、私は午後6:30に帰宅しています。プライベートの時間に関しては、今のところ学生の頃と比較してもなにも変わらない気がします。
次に入社してわかったソフテックの特徴を以下に箇条書きで纏めます。
次に入社してから行った研修の内容について説明します。研修は、3段階に分けて行いました。
1段階目として、3日間程度PLCの教科書を用いて基礎知識を学びました。簡単な問題がその教科書の中に含まれており、回答すると先輩が採点をしてくれました。間違えた部分は答えだけではなく、考え方も含めて教えてくれました。
2段階目は、1週間のボリューム×2システムを実際に作成しました。私が作成したのは自動販売機システムとベルトコンベアを使用した洗浄システムです。2段階目の課題までは自分の思うままにシステムを作成しました。
3段階目は、ソフテックのエンジニアが実際のシステムを開発するときに使用しているプログラムのルールや設計書の書き方を教えてもらい、その進め方に沿って課題に取り組みました。 内容は、Fischertechnik(※1)を利用したラックシミュレーションシステムです。
使用した機材の写真を下に示しました。これは、倉庫をイメージしたもので9つのラックがあり、それぞれ荷物が置けるようになっています。また、荷物を運ぶためのフォークが付いています。
図1. 第3段階 課題風景
電気配線と、プログラムの設計/製作/試験が課題の範囲です。GOT(三菱電機製タッチパネル)がUIとなって、PLCにて実装したプログラム通りに動くシステムです。
実際には、以下のような機能を持たせました。
そのほか、手動モードを操作できるのは管理者のみという設定を追加し、実際の工場を想定しながらシステムを作成しました。
進め方として、まず先輩がお客様役となり、仕様を確認するところから始めました。そのあとは、GOTの作成、PLC設計書の作成、プログラミング、デバッグ(動作確認)の順で行いました。最後は、定期的に行っているグループのミーティング時間を利用して、研修の成果を見てもらいました。
私には現場での知識がないため、色々な危険を想定しながら作ることがとても大変でした。また、システムをわからないお客様でも直観的に操作できるGOTのデザインにすることが難しかったです。3段階目で教えていただいたソフテックでのソフト開発の進め方は、あらゆる面でシステム化されていることがわかりました。これが、仕事の効率化なんだと感じました。
私の入社前後の東京生活やソフテックに対する印象の違いと、入社後研修についてここまで書かせていただきました。私の社会人としてのスタートを少しでもイメージしていただけたら幸いです。ソフテックに入社して、スキル面だけではなく道徳面でも成長する必要があることがわかったので、どちらも成長できるように今後頑張ります。
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
(T.F.)
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