「ソフテックだより」では、ソフトウェア開発に関する情報や開発現場における社員の取り組みなどを定期的にお知らせしています。
さまざまなテーマを取り上げていますので、他のソフテックだよりも、ぜひご覧下さい。
ソフテックだより(発行日順)のページへ
ソフテックだより 技術レポート(技術分野別)のページへ
ソフテックだより 現場の声(シーン別)のページへ
私は今年で入社4年目になる社員で、入社時から東京都新宿区四谷にある本社事業所に勤務しています。
ソフテックは本社事業所の他に、青森県八戸市に八戸事業所があるため、社員の6割ほどが青森県出身者です。私自身も、出身は北海道の田舎町で、学生時代は青森県で生活をしていましたので、都会での暮らしは就職してからが初めてでした。慣れない環境の中、1からのスタートでしたが、現在は仕事もプライベートも落ち着いて生活できています。
ソフテックに地方出身者が多いということもあり、本稿では、東京での生活について、地方出身者の視点から紹介したいと思います。
就職のために東京へ引っ越し、いざ生活してみると、環境の違いに色々と驚くことがありました。メリット・デメリット様々ありますが、いくつか紹介したいと思います。
東京で家探しをしてみると、地方のアパートの家賃の2倍、3倍、4倍…、と頭が痛くなるような価格に驚きました。人並みの生活ができるのだろうか…?と不安でいっぱいになりましたが、現在は平和に暮らしています。(最初の1,2か月は家具・家電など生活用品の出費で少し苦労しましたが。)
家探しのコツ、というほどでもないですが、不動産屋や仲介業者に飛び込みで訪れることはやめましょう。事前にWebサイトなどでいくつか候補をピックアップしておき、担当の方へ伝えます。そうすると、例え候補の部屋が契約済みであっても、条件の似たような物件をすぐに探して提供してくれるので、非常にスムーズにことが運びます。また、部屋は実際に自分の目で見ることが大切です。実際に住んでみたらイメージが違った、ということになっても、(物件によっては)2年契約のため違約金が発生する場合があり、簡単に引っ越せないこともあります。面倒であっても妥協せずに、自分の理想とする新居を粘り強く探しましょう。
ちなみに、ソフテックでは希望者は寮に入ることも出来ますので、寮に入りたいという方は、そちらを選んで貯金するのもおススメです。
「満員電車」という言葉は、テレビなどで何度も耳にしていましたが、実際に体験してみると大変でした。私が利用している路線は7〜8時の時間帯が非常に混雑し、乗車率が200%になることも普通です。そのような混雑状態のためか、週の半分程度は数分から数十分遅延が発生しますので、「通勤が一番大変かも・・・」と感じた記憶があります。
しかし、ソフテックではフレックスタイム制を導入していますので、混雑する7〜8時を避けることで、現在は快適に通勤できています。また電車の中では、本を読んだり仕事にかかわる勉強をしたりなど、通勤時間を有効に活用することが出来るので、最近では逆にメリットかもしれないと感じてきています。
観光地がすぐに行ける場所にあるのは、大きな魅力の一つです。私の利用する路線では、車窓からスカイツリーを見ることも出来ます。東京都以外にも、関東近郊にはたくさんの観光地があり、交通の便も良いため、数時間もたたず目的地に到着できます。また最近は、「金よる旅」(※)という言葉もある通り、週末に少し足を伸ばして旅行を満喫することも出来ます。旅行に対しては、長期休暇に合わせて細かく計画を立てて、さあ行くぞ、と気合いを入れて行くもの、というイメージがありましたが、旅行がより身近になりました。そのため出不精だった私も、休日は観光地を訪れる機会が増えました。
※西武鉄道が、週末の仕事帰り(金曜の夜)に都内からふらっと行ける旅をコンセプトに、埼玉県秩父の魅力を紹介しているCMで使われている造語です。
上京する前は、「東京は怖いところなんだろうなあ」と漠然とイメージしていましたが、実際には私と同じように地方出身の人も多く、意外に親しみやすいなと感じています。冒頭で述べたとおりソフテックも地方出身者が半数以上です。また、都心から離れてみると、田舎で見たことがあるような懐かしさを感じる街並みもあったりします。私と同じように地方出身で、東京で就職したいと思っている学生の方は、それほど不安にならずに就職活動をしてほしいと思います。
本社事業所のある四ツ谷について簡単に紹介したいと思います。ソフテックでは、所属するグループでの懇親会が毎月行われています。私の所属グループでは、基本的に四ツ谷にあるお店を利用することが多いため、”しんみち通り”をよく訪れます。今回はしんみち通りについて紹介します。しんみち通りは、新宿通りという大きな道路と並行する、飲食店街のことを言います。
ご覧のとおり、一見すると地方の商店街のような雰囲気で、親しみやすい感覚を覚えます。学生時代によく通った飲み屋街に似ていて、個人的にも気に入っています。バラエティに富んだ飲食店が軒を連ねており、懇親会会場の選定も頭を悩ませることはありません。これまで懇親会で色々なお店に行きましたが、まだ行っていないお店も多く、これからどんどん開拓していきたいと思います。
今回は、地方出身者の視点から、本社事業所員として東京での生活を紹介させて頂きました。地方から就職すると、仕事と同時に、慣れない環境での生活もスタートしますので、大変でした。仕事とは直接関係のない内容ではありますが、今回紹介した内容が、私と同じような地方出身の学生の方に役立ててもらえると嬉しいです。
(D.S.)
関連ページへのリンク
関連するソフテックだより