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HOME > ソフテックだより > 第136号(2011年4月20日発行) 現場の声編「入社して1年を振り返って感じたこと」

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ソフテックだより 第136号(2011年4月20日発行)

現場の声編

「入社して1年を振り返って感じたこと」

1. はじめに

私は2010年4月入社で、今年の4月に2年目になった社員です。この1年間を振り返り、私が携わった仕事のことや、私が感じたことなどを紹介していきたいと思います。私は、この1年間で主にWindowsアプリケーションの開発を行ってきました。Windowsアプリケーションの開発といっても新規開発ではなく、過去に先輩方が開発したアプリケーションに対し、機能の追加をするという作業です。また、設計はすでに先輩社員にしていただいており、私の作業はプログラミングやテストを行うことでした。

2. 携わった仕事のこと

まず初めに、私の携わったWindowsアプリケーションの開発についてご紹介します。システム全体の構成は図1のようになっています。図のようにたくさんの端末がある中で、ある端末が動作した時にどの端末を動作させるかなどを制御するシステムです。
例えば、“端末Aが何かを検出し、動作したら端末Bも同時に動かす。”や“端末Bが動いたら端末Cも端末Dも動かす。”などの制御を行わせるように制御盤に設定します。実際には端末が何十種類もあり、種類によりいろいろと出来ることが変わってきます。さらに一つの端末をいろいろな場所で何個も使うので、端末の数だけで千や2千個といった量になり、設定も非常に多くなります。このような設定ファイルを作成するのが、私の担当したWindowsアプリケーションです。

システム構成図
図1. 構成図

私が作成した機能は、制御盤への設定を保存したファイルの比較が出来る機能です。
比較機能の追加ではデータの比較を行うために、2つ配列を用意し、配列の要素を順番に大小比較します。その結果、小さい要素だった配列の順番を進めながら比較を繰り返すことで、2つの設定ファイルの違いを出力します。この比較機能追加では、一つの関数を作成するだけでしたが、大小比較の処理のアルゴリズムに苦労しました。

この開発の初めの頃は単純な作業一つもまともに出来ず、先輩社員に付きっ切りで教えてもらいながら作業を進めていきました。それにより、私の作業進捗が悪くなるばかりか、先輩社員が自分の作業を出来なくなるような状態にしてしまい、非常に迷惑をかけていました。しかし、この仕事が終わる頃には、自分の作業範囲は自分で考えて進められるようになっていました。その後も同じシステムに対して2つの追加対応を担当させてもらいました。半年もの長い期間、一つのシステムに携われたのは、ソフテックでは比較的珍しいと思います。長い期間、一つのアプリケーションの開発に携われたことで、私自身としては入社前の自分と比べるとスキルアップにつながったのではないかと思います。

3. 1年が経過して感じたこと

次にこの1年で感じたことなど紹介していきます。この1年で仕事のやり方、心がけはわかってきました。しかし、まだまだソフテック社員としても、社会人としても足らないと感じています。特に感じたことは次の2つです。

  • 認識を合わせることの難しさ
  • 報告、連絡、相談を的確に行うこと

1つ目の認識を合わせることの難しさについては、先輩社員から説明を受け、作業してみると、先輩社員の考えていたこと、認識とは違うことが多く、先輩社員を困らせることがありました。認識違いにより、作業指示を勘違いして捉えたり、少し考えればわかるようなことでミスをしたりしました。また、説明を受ける中で、どこが重要なポイントかなどを勘違いすることもありました。
認識をあわせるためには、説明を受けたことに対して、一度自分の中で整理をして理解をするということが大切になります。中途半端に理解したつもりになったり、わからないことを放置したりしていくと、認識を合わせるのは非常に難しくなります。自分の中で一度説明されたことを理解し、問題がないかどうか、不明点はないかを確認し、さらにどのように進めていくかを確認するということが大切だと感じました。

また、次に感じたことは報告、連絡、相談を的確に行うということだと感じています。一つの作業に対し、予想以上に時間を使っている時、一言声をかければ解決するような問題なのに、一人で考え込んで、手に負えなくなり、聞いた時には無駄に時間を使ってしまっているということが多くありました。迷惑をかけないためにも早い段階で、相談をするということは大事です。”早めの相談”をしなかったことで、指摘を受けることが多くありました。
この2つがうまく出来ている時は比較的作業が順調に進んでいます。この2つのことが出来ていない時は、自分勝手な考えの元で作業を進め、進捗を聞かれた時に全く違うことをしていることがあり、単純な作業も出来ない状態になっていました。今後も認識違いを起こさないように自分自身の環境であったり、取り組む姿勢であったりを整えて、迅速で的確に報告、連絡、相談を行っていきます。

4. 今後の課題

次に2年目を迎え、今後の課題をいくつか挙げたいと思います。

4-1. 技術力の向上

技術力の向上は1年目よりも2年目、と年数を重ねていくごとに必要になります。さらに私はパソコンの基礎的な知識も乏しく、人一倍努力が必要だと感じています。そのためには1日1日を大切にし、一度教えてもらったことはその場で覚えるようにして、自分の時間を使って資格の勉強などを行い、着実にステップアップしていきたいです。

4-2. 報告、連絡、相談を的確に、自発的に行う

ミスをする時は報告、連絡、相談を怠っていることが多くありました。一言相談していればミスしないで済んでいたり、一声かければよりよい改善策があったりすることが多くありました。また、相談する時も先輩社員に何か困っていることがないか声をかけてもらい相談するのではなく、自発的に行うようにしていきます。

4-3. 2年目を迎え、会社内での自分の立場の変化

2年目を迎え、現在置かれている立場を考えなくてはなりません。2年目に入り、新入社員ではなくなり、一社員という位置付けで見られるようになり、先輩社員と同じような成果がだんだん求められる様になります。現状は先輩社員のような成果を上げるのは厳しいですが、周りから求められるものというのは新入社員の時とは明らかに違います。いつまでも先輩社員にサポートされているのではなく、自分の後輩や部下をサポートできるような自立した社員になれるように努力していきます。

4-4. 仕事に対する意識を高く持つこと

ソフトウェア開発というのは、ただ言われたものを作ればいいというものではなく、お客さんの立場で考えることが大事になります。実際に使うはずのお客さんの気持ちになって作ることで、よりよいソフトウェアになります。よりよいソフトウェアを作るという高い意識を持つことで、お客さんの見えていない部分を考慮し、自分の作るソフトウェアがより良いものになると思います。今後もより良いソフトウェアを作るために高い意識をもって取り組んでいきたいと思います。

5. おわりに

入社2年目に入る中で、この1年間で反省すべき点は反省し、今後もさらに成長していけるように日々努力して、今現在私がソフテックの一員でいられること、私が良い環境で仕事を出来ていることを先輩方や多くの人に感謝していきたいと思います。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(S.S.)


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