3-1. 研修について
ソフテックには入社前研修があります。入社前研修は2段階あり、第1段階は本を読み、問題に解答するというもので、第2段階は、配属先の上司と相談し、研修内容を決めます。どちらの研修もプログラミングの知識、情報やパソコンの仕組みを勉強するものです。情報系の学科や学部でなくてもここでしっかりとプログラミングなど、情報系の知識を身につけることが出来ます。
第1段階の入社前研修は新入社員全員の共通の研修になっています。読む本は次の4冊です。
・ 「ソフトウェア開発」(小泉寿男、辻秀一、吉田幸二、中島毅、オーム社)
・ 「コンピュータアーキテクチャ」(馬場敬信、オーム社)
・ 「プログラムはなぜ動くのか」(矢沢久雄、日経BP社)
・ 「プログラミング言語C」(B.W.Kernighan、D.M.Ritchie、共立出版)
「ソフトウェア開発」ではソフトウェア開発がどのように行なわれるか、開発を行なうについての注意事項などソフトウェア開発についての概念なので、読みやすく、わかりやすかったです。「プログラムはなぜ動くのか」は初心者向きの本になっており、丁寧な解説で図など入っていて読みやすかったです。「コンピュータアーキテクチャ」はコンピュータの内部で、どのように動いているかなど、ちょっと難しい話がありました。「プログラミング言語C」はC言語を使ってプログラミングが出来るようになるための本です。4冊の中では「プログラミング言語C」の本が一番難しく感じました。内容も難しい部分があったり、わかりづらい部分があったので大学時代に使っていた参考書などを使って問題を解いたりもしました。全体的には難しい部分はあるものの、プログラミングをやったことのない初心者でも出来ると思います。
また、わからない部分については月に1度、内定者が集まる進捗報告会で質問できる機会があり、みんながつまるような問題には解説をしてもらえました。また、進捗報告会では、他の内定者の進捗状況もわかり自分がどのような状況にいるかもわかります。
問題の回答にはNotes(ノーツ)を使います。Notesとはソフテック社員が情報を共有するために使用しているグループウェアです。Notes上に問題が用意されているので、そこに回答します。Notesに回答すると、早ければその日のうちに採点してもらえ、間違えた部分の解説などもしっかりしてもらえるので非常に身につきました。(第2段階については3.2マイコン部分で書いています。)
入社後の研修は電話対応や社内案内、経営理念、5Sなど多くのことを学びました。また2泊3日でフレッシュマンセミナーにも行きました。フレッシュマンセミナーは多くの企業が参加していて、人数も多く規模の大きいセミナーでした。そこではこれからの社会人1年目の自分に、心構えやビジネスマナーなど今後の生活で必要になる話をしていてためになりました。またこのセミナーはグループワークがあり、他の参加者とコミュニケーションを取り、自分とは違う意見を聞くことが出来て、楽しかったです。このフレッシュマンセミナーは今後のためになるセミナーでした。
3-2. マイコンについて
入社して、最初にマイコンの仕事があり、その一部を私が担当することになりました。そのため、入社前研修の第2段階ではマイコンの研修をしました。しかし、私はマイコンを触ったことがなく、初めはマイコンとはなんなのかもわかりませんでした。用意してもらった本を1冊読み、研修用の基板を使って、研修を行いました。本を読んでいてマイコンがどのようなものかわかっても、どこをどうすれば思うような処理ができるかわからず、担当の先輩社員の方には1から教えて頂きました。また、担当の先輩社員の方は自分の仕事があるにも関わらず、丁寧に教えて頂きました。
初めは基板についているLEDを光らせるだけの簡単な処理でしたが、初めて動いた時はとてもうれしかったです。マイコンにはいろいろな機能があり、いくつかの機能について動かしてみました。先輩社員のおかげで何も知らなかった自分が色々な機能を動かせるようになりました。4月になり、入社してから2週間ほど新入社員全体での研修が続いたため、入社前研修から期間が空きました。実際の仕事では研修で使った基板とは少し違いがありましたが、研修が役に立ち、作業を進めることが出来ました。研修の時のものより処理は難しく、理解をするのも大変でした。この仕事についてはコーディング(プログラミング)の他にも、内部試験項目書を作り、内部試験も行い、仕事がコーディングだけではないことを体感しました。
研修で使ったマイコンの構成図は下の図1のようなものです。マイコンとは小さなパソコンのような物で、今回はPIC
(※1)マイコンを使いました。PC側の開発環境であるMPLAB IDEコンパイラがあり、そこでコンパイルされ、PIC kit3と呼ばれるICE
(※2)があります。それらを通して、実際の基板に処理を行わせます。基板にあるスイッチを押したときLEDの点灯パターンを変化させたり、可変抵抗器を使ってアナログ入力をした値でLEDの点灯パターンを変化させたりしました。図2が実際のPICkit3(ICE)と基板になります。左側の赤い物が図1のPICkit3で、右側の緑色の物が基板です。
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| 図1. ソフトウェア開発流れ |
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| 図2. PIKkit3 |
3-3. Accessについて
次に私が今、行っている作業について書きたいと思います。
私は今、Microsoft Access(※3)を使ってアプリケーションを作っています。画面上にボタン、コンボボックス、テキストを配置し、ボタンを押された時の処理や、コンボボックスを押された時の処理を考えて作成しています。例えば、コンボボックスで選択されたIDのデータをテーブルから取ってきてテキストに出力するというような処理を作成しました。
しかし、今までMicrosoft Accessを触れたことがありませんでした。初めて触れた時にC言語とは違うような印象を受け、全くわかりませんでした。そんな中でも出された課題をいくつか作っていく中で、基本的な技術、知識を教えてもらい、学んでいきました。
Microsoft Accessはいろいろな機能があり、一つのことを行うのにも複数のアプローチ方法があります。そんな中で自分が行なっているアプローチ方法が先輩社員に言われたことと違う方法でやっていたりなどして、戸惑うことが多くありました。また、概念をつかむのにも苦労しました。便利な機能が多いので、使いこなせれば簡単に出来、便利です。しかし、私にはその使いこなすだけの知識が少なく覚えることが多いですが、これから頑張って早く一人前になれるようにしたいです。