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私は社会人になり、もうすぐ10年になろうとしています。
ソフテックには中途で入社し、気づいたら4年目となっていました。
今まではソフテックの推進室の担当ではありませんでしたが、2014年度からインフラ整備推進室の室員となりました。インフラ整備推進室員として椅子の更新、校正機器(オシロスコープ等)の購入、サーバー保守作業、など今まで自分がやるとは考えたこともない作業を実施するようになりました。
今回のソフテックだよりではインフラ整備推進室の取り組みから気づいたこと、感じたことを紹介したいと思います。
インフラ整備推進室の目的や役割については『ソフテックだより 第220号(2014年10月15日発行)現場の声編 「インフラ整備推進室活動 〜 PC管理・ライセンス管理・トイレ扉補修 〜」』に詳しく記載されていますので、そちらも合わせて参照いただければと思います。
私がインフラ整備推進室の作業として、一番初めに担当した作業は椅子の更新になります。今回のソフテックだよりでは椅子の更新という作業を通して気づいたこと、感じたことを紹介したいと思います。
椅子を更新する経緯は、今まで使用していた椅子に座面や背もたれ部分の汚れ、破け等があるものや、座面の高さ調節が壊れてしまっているものが多数ありました。そのため、椅子を更新することになりました。
椅子の更新を行う上で検討した点は大きく分けて以下の2点になります。
椅子を更新するに当たり、まずは弊社の椅子事情について調査しました。座面や背もたれ部分の汚れ、破けや、座面の高さ調節やリクライニングが壊れているものを数えた結果、該当する椅子は3分の2以上ありました。そのため、一部更新よりも、全面更新をしたほうがよいのではと考えました。ただ、全部更新するとした場合、まだ使える椅子も処分するということになります。そして、不要な廃棄物を増やすこと、不要なモノを購入するということにもなります。ソフテックの経営理念には「諸資源は無駄なく有効に使うとともに廃棄物を少なくし、自然環境の保護に努めなければならない。」とあります。椅子を全面更新するという行動は経営理念に反した行動になります。そのため、経営理念に沿って行動するために、どの椅子を更新対象とすべきかを検討しました。
更新対象とする椅子を検討した結果、以下の椅子を更新対象とすることにしました。
以前使っていた椅子をそのまま購入できれば簡単なのですが、10年以上も経過していたので、以前使っていた椅子が販売終了停止となっていました。今回を機に別の椅子を購入することで検討しました。
椅子を購入する上で検討したことは以下になります。
特に①についてご紹介したいと思います。
今回、椅子の購入をするにあたって、椅子を調べていくと、常に自分が使っているモノであるのに全然有効活用できていないということに気づきました。
ソフテックで使っている椅子の主な機能は以下になります。
この情報を知った経緯は椅子の選定のため、メーカーの椅子の展示上に足を運んだ際、「肘掛って何か意味があるんですか?」と聞いたら、担当者の方が、「肘掛の高さ調節機能が無い場合の肘掛はただの飾りで、肘掛の高さ調節ができるようにして初めて肘掛の本領が発揮できる。」と仰っていたためです。最初自分が試した時は少し窮屈に感じました。ただ、慣れてくると非常に楽であると実感するようになりました。見た目でも肘掛未使用の場合は不安定に見えますが、肘掛使用の場合は安定感があります。個人的にはかなりおすすめなのですが、デメリットとして、慣れるまでに少し時間がかかる、肘掛を下げないと椅子が机に収まらなくなる、マウス操作の際には邪魔になることです。ただ、これらのデメリットよりも安定感、疲れにくくなる、というメリットの方が私には大きいので、常時肘掛を使うようになりました。
このように自分が普段使っているもので、用意されていて、使えば便利なのに知らないがゆえに使えない機能は多々あると思います。自分が使っているモノ一つ一つと向き合って、モノを最大限効果的に使っていけるようになりたいと感じました。
私は今まで椅子なんて座れればいい程度で、さほど気にしないものでした。ただ、インフラ整備推進室で椅子の更新対象となったことで、椅子についてよく考えるようになりました。椅子について考えると、椅子と密接に結びついている人間工学についても考えるようになりました。
実施する前までは椅子の更新なんて大したこと無いと思っていましたが、実際椅子の更新をした後、今まで意識したことが無いようなことにも気づくことができるようになり、非常に勉強になりました。
例えば、椅子に座る姿勢が悪いと肩こりや腰痛などの原因になるといいますが、これは言い換えると、長時間体にとって必要以上に負荷のかかる状態でいると、負荷が必要以上にかかった箇所に影響が出るということになります。そのため、負荷のかかりくい状態にするか、負荷を適度に取り除くことが対策になります。
負荷のかかりにくい状態が、よい姿勢であり、負荷を適度に取り除くことが姿勢を変えることになります。
インフラ整備推進室で行う作業は今まで自分が行ったことが無い作業が多いので、これからも色々な気付きを得て、それを実務につなげていきたいと考えています。
最後まで拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
(S.O.)
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