FAVIEWはPLCとの組み合わせで制御が可能になります。ただし制御はPLCが行います。
よってPCがダウンした場合でも制御には影響を及ぼしません。
また、FAVIEW側ではグラフ部品との組み合わせや計器表示などを利用して、PIDのチューニング画面の作成も可能になっています。
FAVIEWのデータのやり取りにはTCPIPを使用しているため、ダイアルアップによる接続により、リモート監視は可能です。ただし、モデムのデータ転送速度は高速ではないため速度の低下は免れません。この問題については構築の方法を工夫することで対処可能です。
また、LANを引くことにより接続が可能な距離ならば、離れた場所でのリモート監視は特別なことを行わなくても監視は可能になります。FAVIEWでは複数のPCの接続にはLAN経由のTCPIP接続ですので問題ありません。
LANの有効距離は以下の規格に基づいていますので参考にしてください。
10Base2
10Base5
10BaseT
100BaseTX
Web対応は可能です。
現在のバージョンでは、インターネット経由(または直接ダイアルアップ)で現場にある機器の状態監視(フロー画面)が行うことができ定期的に画面情報が自動更新されます。トレンドのデータなどもインターネット経由で、現地にあるデータベースからデータを受け取ることで表示が可能になっています。
またWeb対応を行った場合には、クライアントのPCには特別なソフトウェアは必要といたしません。(InternetExplorer4.0以降のブラウザ、またはその互換ブラウザが必要) またWeb対応を行う場合にはFAIVEWのWebサーバーを監視する対象となる場所で動作させる必要があります。
音声合成には対応済みです。
具体的にはPLCなどからの信号により、設定してある文字(文章)を音声に変換して出力することが可能です。また音声合成には沖電気工業株式会社製のSMARTTALKを使用しております。
沖電気工業株式会社SMARTTALKホームページ
http://www.oki.co.jp/OKI/Cng/Softnew/JIS/sm.htm
基本的にタッチパネルシステムがWindowsNT,Windows2000,WindowsXPをサポートしてあれば可能です。
すでに弊社では何件かの実績があります。
日本マイクロタッチシステムズ株式会社
三菱エンジニアリング株式会社
HP:http://www.mee.co.jp
VBでFAVIEWと連動しながら動作するアプリケーションの作成は可能になっています。
ただしVBを使用して基本機能のカスタマイズはできません。
可能です。
FAVIEW運用中に収集されるデータには以下のものがあります。
データベース上のデータ
ファイルに保存されたデータ
CSV形式になります。
FAVIEW運用中に収集されるデータには以下のものがあります。
これらのデータはCSV形式(データをカンマ記号で区切ったテキストデータ)のファイルに保存されます。
保存されたファイルのデータは、Microsoft ExcelやMicrosoft ACCESS等のCSV形式に対応したソフトウェアで利用することができます。
帳票データの収集方法には、以下の2種類があります。
FAVIEWの基本機能では、帳票データの収集だけが行われます。
収集されたデータは、データベース(Microsoft社製SQL Server)に格納されます。
帳票閲覧用の画面や印刷用のフォーマットはMicrosoft ACCESSやMicrosoft Excel、またはSQL Serverに接続できるその他のアプリケーションを使用して、お客様のイメージに合わせたものを自由に作成できます。
弊社にシステム構築を御依頼いただいた場合は、御相談の上、帳票フォーマットも作成させていただいております。
上記のように、帳票フォーマットはFAVIEWと別のアプリケーションで作成しますので、帳票枚数の制限については使用するアプリケーションによって異なります。
FAVIEWではオープン性を重視し、Microsoft社のデータベースシステムであるSQL Serverを採用しており、収集した帳票データをSQL Serverに格納しています。
したがって、SQL Serverに接続できるソフトウェアであれば帳票データを利用することができます。
弊社ではMicrosoft ACCESSやMicrosoft Excelを標準として使用しております。
その他のソフトウェアにおいてもODBC(データベース接続の標準規格)を利用することによってSQL Serverに接続し、データの閲覧・編集を行うことができます。