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FAVIEW(監視システム)Q&A

Q&A 機能関係 2

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0011イベントに操作記録は残せますか?

すでにある機能を組み合わせることで、イベントに操作記録を残すことが可能です。

  1. 画面の展開ボタンに組み込み処理でタグへのパルス出力を追加
  2. 同様に値の設定ボタンにも組み込みでタグへのパルス出力を追加

上記の対応を行い、組み込み処理でパルス出力されるタグにイベントを割り付けることで、画面展開やボタン押下の操作時にイベントが発生するためイベント画面で操作記録を見ることが可能になります。

※組み込み処理
ボタンなどのユーザーからの入力を受け付ける部品に設定できる簡単なコマンドのこと。
上記の1または2のところではタグへの値出力を使用します。

操作記録ではありませんがシステム全体に関係する情報としてのログは標準で記録しています。

0012イベントを別媒体(MO、FD)に保存できますか?

データベースからエクセルへ取り込みを行ったり、定期的にCSVファイルに保存するツールプログラム(自社製品)を使用することで可能になります。

0013トレンドを別媒体(MO、FD)に保存できますか?

データベースからエクセルへ取り込みを行ったり、定期的にCSVファイルに保存するツールプログラム(オプション品)を使用することで可能になります。

0014アナログ入力値の変換方法は

アナログ入力値はPLC側で読み込みを行い、値をPLCのデバイスに格納しておきます。
PLCデバイスの値とFAVIEWとの結び付けは、システム構築のタグ設定で行います。
タグ設定では、PLCデバイスの最小値・最大値とFAVIEWで表示する最小値・最大値を指定します。
この設定を行うだけで、PLCからの入力値が自動的にスケール変換され、FAVIEWで表示できるようになります。

(設定例)

温度を 4〜20mA のアナログ入力でPLCに読み込み、パソコン上で0〜40℃ の範囲で表示する場合には、以下のように設定します。
※PLCのデバイスには 0〜4000 の範囲で読み込まれるとします。

PLC最初値 PLC最大値 パソコン最小値 パソコン最大値
0 4000 0 40

この設定により、PLCデバイスの1/100の値をパソコン上で自動的に表示するようになります。
値の対応は次のようになります。

アナログ入力値 PLCデバイス内の値 パソコンでの表示値
4mA
12mA
20mA
0
2000
4000
0 ℃
20 ℃
40 ℃
0015画面展開とは、どのような動作ですか?

画面展開とは「現在アクティブな画面から別な画面を開く」作業の事を言います。

具体的には2種類の画面展開があります。

  1. 同じウィンドウで画面展開
    ひとつのウィンドウで画面Aから画面Bを開きます
  2. 別ウィンドウで画面展開
    画面Aから新しくウィンドウを作成して画面Bを開きます。
    この操作では画面展開後には2つのウィンドウ(画面Aと画面B)が存在することになります。

ボタンやファンクションキーによる画面展開は、システム構築時に上のどちらにするかを設定します。

0016画面構成の自由度は?

各機能ごとに部品化しておりますので、すべての画面がユーザーによりカスタマイズ可能です

00171画面に複数のトレンドウィンドウを表示できますか?

トレンド表示画面はユーザーが自由にカスタマイズすることが可能です。
そのため、トレンドグラフ表示を1画面のなかに複数表示することも可能になっています。

0018画面いっぱいに表示してWindowsのデスクトップを見えないようにできますか?

ウィンドウを最大化してデスクトップを見えない状態にすることは可能です。

ただし、スクリーンセーバーのようなフルスクリーン表示ではなく、ウインドウの枠は残ります。

0019時計データの管理方法は?

監視システムで使用する時計データはPC基準またはPLC基準を選択することが可能になっています。

よって、PC基準にしたばあいにはシステム全体はパソコンの時刻を基準に動作いたします。PLC基準にした場合にはPLCの時刻を基準に動作いたします。また複数のPCが存在した場合の時計の同期タイミングは、いずれかのPCで時刻設定を行った場合にすべてのPCに同じ時刻が設定されます。

また、FAVIEWからの日付時刻設定画面より、PLCへの日時の設定も可能です(PLC側には日時を受け取り、設定するラダーを記述する必要があります。)

0020タグとは?

タグとは信号1つ1つに付けられる名前の様なものです。

たとえばPLCから受け取る信号に以下のように「タグ」を付けます。
各デバイスに付けられた「タグ」は画面作成の時などに、デバイスを直接指定するのではなく、「タグ名」を指定して表示の設定などを行います。
基本的に本監視システムではPLCーなどからの信号は、タグ名に置き換えてから使用するようになっています。

タグ種別には以下の3種類あります。

  1. ワードタグ
    PLCのワードデバイス、パソコンの内部メモリを数値情報を扱うワードタグとして使用できます。ワードタグはワード、ダブルワードの2種類あります。
  2. ビットタグ
    PLCのワードデバイス、ビットデバイス、パソコンの内部メモリをビット情報を扱うビットタグとして使用できます。
  3. 文字列タグ
    PLCのワードデバイス、パソコンの内部メモリを文字情報を扱う文字列タグとして使用できます。文字列タグには文字情報を格納する事が可能です。

例(三菱PLC)

ワードタグ
PLCデバイス  スケール     タグ名
------------------------------------------------
W0010      ワード      WORD001.DAT
W0011      ダブルワード      WORD002.DAT
W0012
W0013      ワード      WORD003.DAT
ビットタグ
PLCデバイス ビット位置  タグ名
-------------------------------------------
W0001      0ビット目  
VLV0001.ANS
W0001      1ビット目   VLV0002.ANS
B001               VLV0001.ALM
B002              VLV0002.ALM
文字列タグ
PLCデバイス タグ名    データ長(バイト)
-----------------------------------------------
W0100      STR0001   10
W0110      STR0002   20

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