すでにある機能を組み合わせることで、イベントに操作記録を残すことが可能です。
上記の対応を行い、組み込み処理でパルス出力されるタグにイベントを割り付けることで、画面展開やボタン押下の操作時にイベントが発生するためイベント画面で操作記録を見ることが可能になります。
※組み込み処理操作記録ではありませんがシステム全体に関係する情報としてのログは標準で記録しています。
データベースからエクセルへ取り込みを行ったり、定期的にCSVファイルに保存するツールプログラム(自社製品)を使用することで可能になります。
データベースからエクセルへ取り込みを行ったり、定期的にCSVファイルに保存するツールプログラム(オプション品)を使用することで可能になります。
アナログ入力値はPLC側で読み込みを行い、値をPLCのデバイスに格納しておきます。
PLCデバイスの値とFAVIEWとの結び付けは、システム構築のタグ設定で行います。
タグ設定では、PLCデバイスの最小値・最大値とFAVIEWで表示する最小値・最大値を指定します。
この設定を行うだけで、PLCからの入力値が自動的にスケール変換され、FAVIEWで表示できるようになります。
(設定例) 温度を 4〜20mA のアナログ入力でPLCに読み込み、パソコン上で0〜40℃ の範囲で表示する場合には、以下のように設定します。 |
|||
PLC最初値 | PLC最大値 | パソコン最小値 | パソコン最大値 |
---|---|---|---|
0 | 4000 | 0 | 40 |
この設定により、PLCデバイスの1/100の値をパソコン上で自動的に表示するようになります。 |
|||
アナログ入力値 | PLCデバイス内の値 | パソコンでの表示値 | |
4mA 12mA 20mA |
0 2000 4000 |
0 ℃ 20 ℃ 40 ℃ |
画面展開とは「現在アクティブな画面から別な画面を開く」作業の事を言います。
具体的には2種類の画面展開があります。
ボタンやファンクションキーによる画面展開は、システム構築時に上のどちらにするかを設定します。
各機能ごとに部品化しておりますので、すべての画面がユーザーによりカスタマイズ可能です
トレンド表示画面はユーザーが自由にカスタマイズすることが可能です。
そのため、トレンドグラフ表示を1画面のなかに複数表示することも可能になっています。
ウィンドウを最大化してデスクトップを見えない状態にすることは可能です。
ただし、スクリーンセーバーのようなフルスクリーン表示ではなく、ウインドウの枠は残ります。
監視システムで使用する時計データはPC基準またはPLC基準を選択することが可能になっています。
よって、PC基準にしたばあいにはシステム全体はパソコンの時刻を基準に動作いたします。PLC基準にした場合にはPLCの時刻を基準に動作いたします。また複数のPCが存在した場合の時計の同期タイミングは、いずれかのPCで時刻設定を行った場合にすべてのPCに同じ時刻が設定されます。
また、FAVIEWからの日付時刻設定画面より、PLCへの日時の設定も可能です(PLC側には日時を受け取り、設定するラダーを記述する必要があります。)
タグとは信号1つ1つに付けられる名前の様なものです。
たとえばPLCから受け取る信号に以下のように「タグ」を付けます。
各デバイスに付けられた「タグ」は画面作成の時などに、デバイスを直接指定するのではなく、「タグ名」を指定して表示の設定などを行います。
基本的に本監視システムではPLCーなどからの信号は、タグ名に置き換えてから使用するようになっています。
タグ種別には以下の3種類あります。
例(三菱PLC)
PLCデバイス スケール タグ名 ------------------------------------------------ W0010 ワード WORD001.DAT W0011 ダブルワード WORD002.DAT W0012 W0013 ワード WORD003.DAT
PLCデバイス ビット位置 タグ名 ------------------------------------------- W0001 0ビット目 VLV0001.ANS W0001 1ビット目 VLV0002.ANS B001 VLV0001.ALM B002 VLV0002.ALM
PLCデバイス タグ名 データ長(バイト) ----------------------------------------------- W0100 STR0001 10 W0110 STR0002 20