HOME > ソフテックだより > 第508号(2026年10月21日発行) 現場の声編「ソフテックアカデミー事務局の現在の活動」

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ソフテックだより 第508号(2026年10月21日発行)
現場の声編

「ソフテックアカデミー事務局の現在の活動」

1. はじめに

私は入社5年目の社員で、現在ソフテックアカデミー事務局という推進室に所属しています。
ソフテックアカデミー事務局とは、「社員一人ひとりの自己啓発を促し、学び続ける風土を社内に広げていくこと」を目的とした活動組織です。2025年に発足しましたが、前身は自己啓発推進室という推進室でした。
私は自己啓発推進室の頃から活動に参加しており、同推進室がソフテックアカデミー事務局へと移行する時期を、推進室の一員として経験しました。名称が変わっただけではなく、活動の位置づけや求められる役割にも変化があったと感じています。
そこで今回は、ソフテックアカデミー事務局へ移行した経緯を振り返りながら、現在の活動内容や、同事務局ならではの特徴について紹介します。

2. ソフテックアカデミー事務局とは

ソフテックアカデミー事務局とは、2025年に開講した社内大学であるソフテックアカデミーの活動を推進するための組織です。社内研修会などの企画・運営や、社外研修会への参加人員の選定、資格取得の支援など、社員が学ぶ機会をつくるとともに、学びを社内に広げていく役割を担っています。
この事務局の特徴を説明するためには、前身である自己啓発推進室からの流れを確認する必要があります。自己啓発推進室は2006年に発足した推進室で、「社員が積極的に自己啓発に取り組み、生きがいのある豊かな人生を送り、結果として会社にも貢献してもらえるよう、その仕組みづくりを考え、実行に移していく」ことを目的としていました。具体的には、研修会の運営、講義内容の共有、参加者への案内、欠席者へのフォローなどを通じて、社員が学びに触れる機会を継続的につくってきました。
その自己啓発推進室がソフテックアカデミー事務局へと移行したのは、2025年のことです。この移行には、同時期に開講したソフテックアカデミーが大きく関わっています。
ソフテックアカデミーとは、2025年に開講した社内大学です。開講時には、会長が日報でソフテックアカデミーの考え方について説明され、その中で次の三原則を示されました。

  • 原則1 知徳一体・技徳一体の人づくりを目指す。
  • 原則2 教え合い、教わり合う「メダカの学校」である。
  • 原則3 社員による自主企画・自主運営を原則にする。

この三原則をもとに、ソフテックアカデミーの活動を推進する組織として、ソフテックアカデミー事務局が発足しました。つまり、自己啓発推進室で行ってきた「社員の学びを支える活動」を土台にしながら、社員同士が主体的に学び合う場をさらに広げていくために、現在の事務局へと移行した形です。
これまでの自己啓発推進室の活動を引き継ぎながらも、社員同士がより主体的に学び合い、教え合う場をつくっていくことが、ソフテックアカデミー事務局の活動の中心にあります。そのような相互の学びを社内に広げていくことが、ソフテックアカデミー事務局ならではの特徴です。

3. 現在の活動

現在ソフテックアカデミー事務局では、研修会や発表会など、社員の学びにつながる活動の企画・運営を行っています。既存の研修会の運営に加え、社内課題や社会の変化に合わせたテーマで研修会や発表会を実施しています。
社内研修会では、講師や参加者との調整、社内への報告、会場や配信環境の準備、当日の進行、欠席者へのフォローなどを行います。研修は開催して終わりではなく、参加者が内容を振り返り、今後の行動につなげることも大切です。そのため、感想の提出案内や講義動画の共有など、受講後の対応も事務局の活動に含まれます。
また、社員による自主企画・自主運営を原則としているため、事務局だけで内容を決めるのではなく、関係する推進室や社員と連携しながら研修会の運営を進めることもあります。参加する社員にとって必要なテーマは何か、どのような形で実施すれば学びにつながるかを確認しながら、活動内容を検討しています。
その一つが、他の推進室と連携して実施したAI活用法発表会です。近年、生成AIをはじめとした新しい技術は急速に身近なものとなり、業務の進め方や情報の扱い方にも影響を与え始めています。一方で、実際にどのように使えばよいのか、どのような場面で役立つのかについては、まだ手探りの部分も多くあります。

AI活用法発表会の様子
図1. AI活用法発表会の様子

AI活用法発表会では、社員からAIの使い方の事例や、AIを用いてできることについて発表していただきました。単に技術の説明を聞くのではなく、実際の活用例を知ることで、自分の業務にも応用できるのではないかと考えるきっかけになります。
また、発表を通じて、AIに詳しい人だけが活用するのではなく、社員同士で使い方を共有しながら理解を深めていくことの重要性も示されました。この点は、ソフテックアカデミーが大切にしている「教え合い、教わり合う」関係にもつながっています。
AIのように変化の速い分野では、一度学んだ内容がいつまでも同じ形で使えるとは限りません。そのため、最新の情報を一方的に教わるだけではなく、実際に使った人の経験や工夫を共有し合うことが重要です。社員同士が実例を持ち寄ることで、知識が特定の人だけにとどまらず、社内全体に広がっていきます。

来年もこのAI活用法発表会は形を変えながら継続していく予定です。技術の進歩に合わせて、必要とされる学びの内容も変わっていきます。そのため、その時々に合ったテーマや方法を考えながら、社員にとって実りある機会をつくっていくことが大切です。
ソフテックアカデミー事務局の活動は、研修や発表会を開催すること自体が目的ではなく、社員が学ぶきっかけを得ること、学んだ内容を自分の業務や行動に結びつけること、さらにその学びを周囲と共有することが重要です。そのため、事務局には、学びの場を整えるだけでなく、社員同士のつながりを生み出す役割もあります。自己啓発推進室から引き継いだ「学ぶ機会をつくる」という役割に加え、「社員同士が学びを共有する場をつくる」ことが、現在の事務局の大きな役割となっています。

4. さいごに

私は、自己啓発推進室からソフテックアカデミー事務局への移行を経験し、活動に関わる中で、学びは個人だけのものではなく、周囲と共有することでより大きな力になるのだと実感してきました。
自己啓発推進室の頃は、社員が学ぶきっかけをつくることが活動の中心でした。現在のソフテックアカデミー事務局では、それに加えて、社員同士が教え合い、教わり合う関係を広げていくことが求められています。これは簡単なことではありませんが、社員一人ひとりが持っている経験や知識を共有することで、会社全体の学びにつながっていくのだと思います。
今後も、新しいテーマにも向き合いながら、時代に合った学びの機会をつくる手助けをしていきたいと考えています。

(R.K.)


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