HOME > ソフテックだより > 第324号(2019年2月20日発行) 現場の声編「ソフテックの福利厚生 〜ノー残業デー〜」

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ソフテックだより 第324号(2019年2月20日発行)
現場の声編

「ソフテックの福利厚生 〜ノー残業デー〜」

1. はじめに

私は入社3年目、30代前半の中途入社の社員です。
ソフテックだより第302号 現場の声編「社内クラブ活動〜ソフテックビールクラブ〜」”や”ソフテックだより第308号 現場の声編「資格取得推進の制度と近況」”でも少し触れていますが、ソフテックには様々な福利厚生制度があります。
今回はその中から”ノー残業デー”についてご紹介していきたいと思います。

2. ノー残業デーの取組紹介

近年、”働き方改革”という言葉を良く耳にするようになりました。
この働き方改革ですが、厚生労働省のホームページに”「働き方改革」の目指すもの”という文章が掲載されています。

---以下、厚生労働省ホームページより引用---

我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。
「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。
---引用終わり---

引用元:厚生労働省ホームページ
URL :https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

この”働き方改革”の目指すところの一環として、多くの企業が取り入れている取り組みの一つが今回ご紹介するノー残業デーです。既にご存知の方も多いとは思いますが、週に1日〜2日程度、残業せずに帰宅を促す曜日を設ける仕組みが一般的となっています。
設定する曜日は企業によって様々ですが、ソフテックでは毎週水曜日をノー残業デーと定め、18時の帰宅を促しています。
なお、「18時の帰宅は遅いのでは?」、と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ソフテックではフレックスタイム制が導入されており、朝は9時以降に出勤する社員も多いため18時と定めています。
このノー残業デーですが、ソフテックでは2011年から継続して実施されており、運用開始から7年以上が経過していますが、今でもかなり運用が徹底されています。
中には運用を続ける間に形骸化してしまうケースもあるのですが、ソフテックの2018年度の水曜日の18時帰宅率の実績は約98%と、この数値からも運用が徹底されている事がお分かり頂けるかと思います。
一点誤解のなきよう記載させて頂きますが、このように運用を徹底してはおりますが、当然ながら水曜日の18時以降であっても出張作業やトラブル、緊急対応、納期対応等の際は作業を行う場合もあります。お客様を最優先に誠心誠意ご対応させて頂いております。

3. ノー残業デーの活用

前項でソフテックでのノー残業デーの取組について記載させて頂きましたが、本項ではノー残業デーの活用事例と活用案を紹介させて頂きます。
活用事例については、とある30代前半、既婚男性(以下、A氏)の事例を、活用案については私がこれから実行に移そうとしている活用案をそれぞれご紹介します。

◆ 活用事例〜料理〜

A氏の家庭における役割の一つに、食事の用意があります。
外食や購入時はこの限りではありませんが、料理を作る場合はA氏が作ります。
しかしながら、平日帰宅後に毎日料理を作ろうとすると時間・手間共にかかり、食事の時間が遅い上に不規則になってしまう、自分の時間が取れない等々、弊害も多く外食や購入品が多くなりがちです。
そこで登場するのが、ノー残業デーを利用した作りだめサイクルです。
日曜日に3日分を作り、水曜日に3日分を作り…というサイクルに乗せる事で、週2回料理を作るだけで、平日家に帰ると手料理が待っている状態を維持できるのです。 文面だけ見てしまうと一見大したことがないように思えますが、仕事が終わった後に家に帰ると手料理が待っている、この事実は中々に心に響きますし、何より自分好みの味の食事が取れるのでやはり満足感が違います。
また、日曜日に1週間分を作ってしまうと同じメニューで飽きる、保管場所に困る(夏場は特に!)等の問題が発生してしまいますが、水曜日もサイクルに組み込む事によってこの問題も解決となります。
ちょっと変わった活用事例になりますが、ノー残業デーの運用が徹底されている事で、水曜日も料理サイクルに組み込む事が出来ています。

活用事例〜料理〜
図1. 活用事例〜料理〜

◆ 活用案〜社会人サークル〜

これは私がこれから実行に移そうとしている活用案になります。
”ソフテックだより第212号 現場の声編「体調管理について」”などでも紹介していますが、ソフテックでは社内作業中は長時間パソコンに向かって座りっぱなしであることが多く、体を動かす事によるカロリー消費がほぼありません。
つまりはプライベートで自発的に運動しない限り、基礎代謝以上のカロリー消費は望めないという事になります。基礎代謝以内に摂取カロリーを抑える事でも解消できる問題ではありますが、食べる事が好きな私にはそれはとても難しい事です。そう、とても難しい事なのです!
摂取カロリーの抑制が難しい以上、カロリーを消費しなければ蓄積されてしまう一方となります。そこで、カロリー消費の手段として以前趣味で少しかじった事のあるバドミントンを用いる事とし、週末に社会人サークルに参加してカロリーを消費しようと考え、少し調べてみました。すると、週末に実施するサークルと平日に実施するサークルの数はあまり変わらない事に気付きます。
出不精でもある私としては、平日であれば出勤するので外に出ますが、週末は何もなければ家を一歩も出ない事も多々あります。つまり平日に運動出来るのであれば、それが望ましいのです。
しかし平日では定期的な参加が難しい…と考えていたのですが、ここでノー残業デーが活きてきます。水曜日の夜に活動しているサークルを見付ければ、基本的には定期的な参加が可能になります。その上、週末は出不精でいても問題なしであるため、私にとってメリットしかありません。こちらはすぐに行動に移していこうと思います。
仕事終わりの時間が不規則になりがちな平日に定期的な予定を立てる事が出来る、これもメリットの一つかと思います。

活用案〜社会人サークル〜
図2. 活用案〜社会人サークル〜

4. さいごに

今回はソフテックの福利厚生の中で、ノー残業デーについて紹介させて頂きました。
形骸化する事なく運用が徹底されていれば、平日に定期的な予定を立てる事も可能となり、活用の選択肢はかなり広い制度だと思います。
ソフテックでは働き方改革の一環として、ノー残業デーの他にも社員の作業効率向上や時間管理を意識できるような仕組み作り、特定個人に業務を集中させないために社内や協力会社と仕事をシェアする取り組みも行っています。また、冒頭にも少し紹介させて頂きましたが、フレックスタイム制度、社内クラブ活動費補助制度、資格取得支援制度など、労働環境をより良くする為の福利厚生も用意されています。
これらについても、また別の機会にご紹介させて頂ければと思っております。
最後になりましたが、本ソフテックだよりでソフテックの福利厚生について皆様に少しでも知って頂けたのであれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

(T.S.)


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