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ソフテックだより 第310号(2018年7月18日発行)
現場の声編

「ソフテック創立30周年記念 伊勢神宮参拝に行ってきました」

1. はじめに

私は入社10年超になる30代後半の中堅社員です。先月6月8日に、ソフテック創立30周年記念行事として、全社員で伊勢神宮へお参りをしてきました。今回のソフテックだよりでは、その模様についてお伝えしたいと思います。

2. 伊勢神宮参拝の経緯

ソフテックは、おかげ様で昨年2017年10月に創立30周年を迎えることができました。伊勢神宮への参拝は、無事に30周年を迎えることができた御礼と今後の発展を全社員で祈念しよう、という目的で昨年計画されたものです。しかし、昨年は業務の都合などから日程調整がつかず、あえなく断念したため、1年越しでようやく計画が実行されました。

3. 参拝スケジュール

ソフテックは、現在、東京本社、青森県八戸事業所、香川県高松事業所の3拠点にわかれています。伊勢神宮への移動は、八戸事業所からが最も時間がかかる(新幹線とバスを乗り継いで約7時間!)ため、前日移動で伊勢市内の宿に1泊し、翌日朝から観光バスを使って参拝を行いました。
参拝当日のスケジュール、および移動ルートは以下の通りになります。

伊勢神宮参拝スケジュール
図1. 伊勢神宮参拝スケジュール


図2. 伊勢神宮参拝ルート

昔から伊勢神宮へ参拝する前には、二見興玉神社で禊(みそぎ)を行う習わしがあるとのことから、今回は二見興玉神社、外宮(豊受大神宮)、内宮(皇大神宮)の順に参拝を行いました。以下、参拝の模様を写真付きで紹介していきたいと思います。

4. 二見興玉神社参拝

二見興玉神社は、伊勢湾を望む二見浦に位置し、夫婦岩(めおといわ)で有名な神社です。前述の通り、伊勢神宮を参拝する前や祭典でお務めを行う前には、二見浦で清めの沐浴を行う習慣があるそうです。さすがに普段から沐浴をする人はいませんが、我々も伊勢神宮にお参りする前に身を清める意味で、参拝させていただきました。
当日は、近畿から関東までが梅雨入りした直後ということもあり、前日まであいにくの雨予報だったにもかかわらず、このときだけは晴れ間も見えて、暑いくらいの気温でした。

二見興玉神社参拝
図3. 二見興玉神社参拝

海も穏やかで、夫婦岩もきれいに見えました。夫婦岩を結ぶしめ縄は、5月に張り替えられたばかりということもあり、しっかりと二つの岩が結ばれていました。

夫婦岩
図4. 夫婦岩

5. 外宮(豊受大神宮)参拝

1時間弱の二見興玉神社参拝を終えた後、バスで外宮へ移動しました。道が混んでいたため、予定より少し時間がかかりましたが、30分弱の移動で無事に外宮に到着し、バスから降りて、境内へ向かいました。入ってすぐの手水舎で手を洗い、口をすすいで、心身を清めました。

外宮 手水舎
図5. 外宮 手水舎

鳥居をくぐり、御正殿(ごしょうでん)を目指しました。

外宮 第一鳥居
図6. 外宮 第一鳥居

今回の参拝では、外宮、内宮ともに希望者のみ御垣内参拝(みかきうちさんぱい)をさせていただきました。一般参拝は垣の外から行いますが、御垣内参拝は、垣の中に入り、御正殿により近い場所で参拝を行うことができます。神楽殿で受付をすれば、誰でも参拝することができますが、御垣内参拝を行う場合は、神前で失礼にあたらない服装で臨む必要があります。ただし、“失礼にあたらない服装”について明確な決まりがあるわけではないため、会社として以下の基準を設定しました。

  • 上下揃いのダークスーツ
  • 落ち着いた色柄のネクタイ
  • 白色ワイシャツ(参拝中上着を脱がなければ半袖も可)
  • 革靴(スニーカー風は不可)

これは男性の場合ですが、女性の場合もこれに準じた服装を前提としました。
そのようなことから、写真を見ていただけるとわかりますが、御垣内参拝希望の社員(ほぼ全員)がスーツで参拝しました。6月ともなると日によっては、25度を超える夏日もおかしくないため、皆、かなりの暑さとなることを覚悟して参拝に臨みました。しかし、実際は神宮内の豊かな自然のおかげもあり、当日はジャケットを着ていてもさほど不快に感じませんでした。
御正殿の写真撮影は禁じられているため、写真をお見せすることができませんが、御垣内参拝は、滞りなく、無事に終えることができました。平日だったこともあり、待たずに参拝できたのは幸運でした。

外宮 御垣内参拝に向かう面々
図7. 外宮 御垣内参拝に向かう面々

外宮の境内は、豊かな自然(大きな杉の木がいっぱい!)と凛とした空気が印象的で、そこかしこから溢れ出るパワースポット感を肌で感じることができました。また、外宮入口の勾玉池に咲く花菖蒲は、この時期がちょうど見ごろということもあり、とてもきれいでした。

勾玉池の花菖蒲
図8. 勾玉池の花菖蒲

6. 内宮(皇大神宮)参拝

11時過ぎに外宮を出発し、最終目的地である内宮に向かいました。この時点で空模様がかなり怪しかったのですが、ぎりぎり持ちこたえている状況でした。

内宮 宇治橋鳥居
図9. 内宮 宇治橋鳥居

宇治橋を渡り、参道を少し歩いた先にある五十鈴(いすず)川で手と口を清めました。この日の五十鈴川の水は、ほどよい冷たさで気持ちがよかったことを覚えています。

五十鈴(いすず)川で心身を清める
図10. 五十鈴(いすず)川で心身を清める

内宮では、御神楽(みかぐら)奉納と、御垣内参拝をさせていただきました。御垣内参拝と同様に、御神楽奉納も神楽殿で当日申し込みをすれば、神楽をあげていただくことができます。御神楽奉納については、当日参拝した全員が参加させていただきました。こちらの服装については、正装である必要はなく、神前で失礼に当たらない服装であればよい、とされています。当日はたまたま前後に申し込みをされた方がいらっしゃらなかったためか、我々だけで神楽を奉納させていただきました。神楽は、倭舞(やまとまい)、人長舞(にんじょうまい)、舞楽(ぶがく)の構成で、時間にして正味30〜40分程度の内容でした。私が今まで神楽を拝見したことがなかったからかもしれませんが、雅楽の厳かな音色と優美な舞に終始圧倒されました。その一方で、私は、足のしびれとも戦っていました。はじめは最後まで正座で通そうと意気込んでいたのですが、20分ほど経過したころから、足のしびれに耐え切れず、あえなく断念・・・私を含め、終了後に立てなくなる不届き者が何名かおりました。


図11. 内宮 神楽殿

御神楽奉納を終え、神楽殿から出たころにちょうど雨が降り出しました。急ぎ御正殿に移動し、御垣内参拝をすませました。雨はぽつぽつと降っている程度で、本降りになる前にすべての参拝を無事、終えることができました。天候は悪いながらも、傘をさすまでには至りませんでしたので、ある意味恵まれていたのかなと思える空模様でした。

7. おはらい町、おかげ横丁散策

昼食を食べるころに雨は本降りになりましたが、その後、予定通り、皆楽しみにしていたおはらい町、おかげ横丁を散策しました。お土産を買ったり、食べ歩きを楽しんだりと短い時間でしたが、皆、思い思いの時間を過ごしました。伊勢名物と言えば、”赤福餅”ということで、私は赤福本店で癒しのひと時を過ごしました。

赤福本店でいただいた赤福餅
図12. 赤福本店でいただいた赤福餅

8. おわりに

今回のソフテックだよりでは、ソフテック創立30周年記念イベントである伊勢神宮参拝の模様をご紹介させていただきました。今回、創立30周年の節目に、伊勢神宮へ”おかげ参り”をさせていただいたことで、私自身は気持ちを新たにするとともに、身が引き締まる思いがしました。
次にまた同じような参拝ができるかはわかりませんが、40年、50年・・・と会社が年を重ねる節目に、また訪れてみたいなと感じた次第です。そのころソフテックがどう成長しているのかはわかりませんが、楽しみではあります。恥ずかしくない姿でお参りできるよう、”おかげ様”の感謝の気持ちを忘れずに、社員一同、今後も頑張って参ります!

(T.S.)


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