「ソフテックだより」では、ソフトウェア開発に関する情報や開発現場における社員の取り組みなどを定期的にお知らせしています。
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私は2015年4月に入社した新入社員です。入社から半年が経ち、社会人生活にも大分慣れてきました。入社してから今までを振り返り、ソフテックで学んだことや感じたことを書きたいと思います。
入社後研修は一週間ほどの期間でソフテックの経営理念、社内のルールはもちろん電話応対、社員の5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について説明を受けました。研修の一環として二泊三日でフレッシュマンセミナーに参加しました。フレッシュマンセミナーでは他の企業の新入社員と一緒にビジネスマナーの講義を受け、グループワークで与えられた課題についてディスカッションを行います。
初対面の人とコミュニケーションをとることを通して社会人のマナーと心構えを学ぶことができました。このセミナーでの経験は入社して半年が経つ今も支えになっています。
製番とは製造番号の略でソフテックでの仕事の管理番号のことです。大まかなソフトウェア開発の流れを図1に示しています。まずお客様がどのようなものを必要としているのか要求仕様を分析します。それをもとに工数の見積もりを行いお客様に提示します。そしてお客様から受注後、開発工程表を作成し実際に作成するプログラムの仕様を設計します。開発の段階ではこの設計に基づいてプログラムの作成を進めます。開発後はプログラムの不適合の発見のため試験を行います。この試験を終えて完成したソフトウェアがお客様に納品されます。
図1. 納品までの流れ
新入社員である私の一日を通して、ソフテックについて紹介したいと思います。
7:00 起床
9:00 出社
9:30 午前業務開始
12:00 昼休み
13:00 午後業務開始
15:00 グループミーティング
18:00 帰宅
ソフテックの行動指針には「迅速透明、報連相」という項があり、素早くかつ透明性の高い報告・連絡・相談を行うことを指しています。私は社会人になって、仕事を円滑に進めるうえでこの指針が非常に重要であると感じるようになりました。
たとえばプログラミングの作業は傍から見ても進捗や問題点がすぐにわかりません。 初めての製番作業の時にデバックが上手くいかず困ったのですが、やはり自分から発信しなければその状況は周りに伝わりませんでした。そのためソフトウェア開発の作業ではパソコンに向かってプログラミングをすることも、もちろん大事ですが、それ以上に他の人とコミュニケーションをとることも大切です。
作業の進捗状況や細かい仕様について話し合うことが順調に製番作業を進めるうえで必須です。ソフテックでは壁が少なく見渡しの良い一つのフロアで仕事していますので、相談したいことがあれば気軽に声をかけることが出来ます。また、Notesで作業内容やそのなかでよくわからない部分、疑問に思うことについて報告を出すことで作業の進捗や問題点を共有することが出来ます。
私はプログラミングをしていてメソッドの使い方や動作の流れがよくわからなくなり躓くことがよくあります。その時は口頭もしくはNotesを用いて積極的に報告するように心がけています。そうすることで、先輩社員の方から適切なサポートやアドバイスを頂くことが出来ます。初めての製番作業の時に一人で時間をかけて悩んでいたことを先輩社員の方に相談したところ、すぐに解決策を教えて頂けたことがあります。他の社員の方も作業があるため何度も頻繁に相談はできないため自分で考えることももちろん重要ですが、ここまで自分で考えてもわからなかったら報告しよう、と区切りを決めて内容をまとめてから相談することで無駄なく作業を進めることが出来ます。ですが、まだ報告の内容が不十分で迅速さに欠けているのではと反省することがあります。これからも改善を重ね、より良い報連相を行えるようにしていきます。
入社してから半年が経ち、先輩社員の方々から指導を受け助けて頂き、技術はもちろん社会人としても多くのことを学ぶことが出来ました。これからもエンジニアとしての高みを目指して積極的に学んでいきたいと思います。 拙い文章でしたが最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(Y.H.)
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