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近年の急速な情報化により、企業におけるサーバー台数は増加傾向の一途にあると言われています。
ソフテックでもそれは例外ではなく、Eメールサーバーやノーツサーバーなどのサーバーが稼動しています。
これらは元々、パーテーションで区切った所にまとめて設置し稼動していましたが、セキュリティの観点から見直し、サーバールームを設置しました。
私は当時か5S推進室員(※1)の一員として、社内のレイアウトを含め整理整頓、環境改善などを行なってきました。サーバールーム設置はその一環で、情報セキュリティ推進室(※2)と連携を取りながら私が担当となって進めました。
その時の、導入までにどのようなことを行なったかということや、なぜサーバールームが必要とされているのかといった情報を今回のソフテックだよりで紹介したいと思います。
サーバールームをソフテックでも導入するにあたり、何故必要かについても議論がなされました。
以下のような理由があり、早急に導入が必要であるという結論になりました。
ビル管理会社や、消防署などに連絡をとり設置条件について確認したところ、以下の点が必要ということでした。
上述した所謂法律やビルの決め事の部分はクリアできましたが、設置方法や運用面の検討を進めていくうちに、レイアウトに関する問題などがいろいろと出てきました。
以下が、サーバールーム導入前のレイアウトです。
片側は窓に面しており、逆側の隣はハンガールーム(社員のコートや上着、作業着などを置いておくところ)となっています。
図1. 導入前のレイアウト
当初、手前側は通路になっている為、パーテーションをそのまま引き伸ばし、ドア設置すればいけると考えていましたが、そのまま引き伸ばすと窓枠にかかってしまい、パーテーションが固定できない(強度などの問題からドア設置が難しい)ということが分かり、レイアウトを再考する必要がありました。
その為、以下の要素を含める形で、再度検討しました。
そこで考えたのが以下の案です。
図2. レイアウト案
しかし、図2の案だと以下の問題が挙がりました。
結局、パーテーション設置費用や、サーバー棚設置にかかる時間、運用上の問題などを考慮し、以下のような形に落ち着きました。
図3. 導入後のレイアウト
サーバーの運用自体は変わりありませんが、今回鍵を付けたことで出入りできる者が限られてきます。
そこで、以下のように計3つの鍵を配布しました。
他にサーバールームに入室する必要がある人は上記の誰かから鍵を借りることになりますが、現状、緊急時に入室できないなどの問題は特に起こっていません。
以上、導入までを簡単に説明させていただきましたが、導入までには、業者とのやりとりやレイアウトをサーバー管理者に相談したりして、2〜3ヶ月とかなり時間がかかりました。設置担当者としての私の反省点でもあります。
やはり、扉がついているという見た目だけでも、かなり安心感は違うというのは正直な感想です。
現状、エアコンの風が直接当たらないため、温度が上がりやすいという問題(サーキュレーターを設置するなどで対策中)がありますが、レイアウトに関しては随時見直しをしていきます。
今後も社内の環境改善に取り組んでいきたいと思います。
(Y.S.)
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