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私は八戸事業所に所属する入社20年超のベテラン社員です。
青森県は雪国のイメージが強いですが、八戸市はあまり雪が降りません。
しかし寒いです。道路は夜になると凍結します。
今回のソフテックだよりでは、このような場所にある八戸事業所で冬快適に仕事をするために工夫していること、冬ならではの景色などをまとめました。ソフテック八戸事業所を冬に訪れる方々の参考になれば幸いです。
秋が終わり冬の気配を感じ始める11月の半ばから徐々に事業所の冬支度をします。
八戸事業所では次のような準備をしています。
雪が降り始めてからでは遅いため早めにタイヤをスタッドレスに交換しワイパーも冬用に交換します。
冬用ワイパーとはワイパー全体が厚手のゴムで覆われたワイパーです。
夏用ワイパーは凍ったまま動かすとワイパーのゴムが取れてしまうことがありますが、冬用なら問題なくワイパーの機能を果たしてくれます。
八戸事業所には除雪機が1台あります。たくさん雪が降るときは大活躍してくれます。
しかし1年の大半は使っていませんから本格的な冬の前に点検し、異常があれば業者に修理して貰っておき、いつでも使えるようにしています。
点検はインフラ整備推進室が担当しています。
大量の水が入る業務用の加湿器を所内数か所に設置します。
八戸市は太平洋側のため乾燥します。さらに事業所が木造なので木が水分を吸うようです。そのため加湿器に毎日、その日の朝礼担当者が給水して加湿しています。
加湿することで静電気を防止し、開発用機器の破損を防ぐ効果もあります。なお、超音波式の加湿器は水道水に含まれるミネラル分も空気中にばらまくため、開発用の電子基板などに悪影響を及ぼす可能性があります。ソフテックでは、電子機器への影響が少ないとされる気化式の加湿器を使用し、さらに吹き出し口の近くにはむき出しの電子基板を置かないなどの配慮を行っています。
気温の状況を見てタイマーを掛けはじめます。
これで社員が出社する前に部屋が温まっており快適に仕事ができます。
そろそろ雪が降り始める頃だな・・・という時期になったら倉庫にしまっておいた雪かきスコップ10本ほどを風除室(北国の住まいで設置されることが多い、外気流入を防ぐために設けられた玄関前のスペース)に持ってきます。
普段は雪が降っても1~2cmなので朝早く出社した社員が玄関周りを地面が見えるように除雪しています。
他にもまだあるかもしれませんが、このような準備をして本格的な冬を迎えます。
八戸事業所の冬の一日を紹介します。
冬だけの作業と工夫を見てください。
ここまで読まれた方の多くは、少し大変そう、と思われたかもしれません。
ですが大変なことばかりではありません。
冬の八戸事業所の風景は格別です。
少し雪が降った日のショットです。如何でしょう。
樹氷の中にあるホテルの様ではないでしょうか。
この風景に仕事中も癒されています。
個人的に自慢のショットです。
八戸事業所の冬の様子をお伝えしました。
社員で協力と工夫をして冬も快適に仕事をしています。
唯一トイレが寒いのですが、いつかはトイレにも暖房を入れる日が来るでしょう。きっと来るはずです。
今回のソフテックだよりを通じて、冬の八戸事業所に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
(N.K.)
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