「ソフテックだより」では、ソフトウェア開発に関する情報や開発現場における社員の取り組みなどを定期的にお知らせしています。
さまざまなテーマを取り上げていますので、他のソフテックだよりも、ぜひご覧下さい。
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ソフテックでは、4月26日を持ちまして平成22年(平成23年4月採用)の会社説明会を終了しました。
私も、会社説明会にご出席いただいた学生のみなさんに自社の業務内容をご説明しておりますが、今回のソフテックだよりでは学生のみなさんに企業の事を知ってもらい、興味を持ってもらう為に私たちがどのような取り組みをしているかについてご紹介したいと思います。
ソフテックの業務には大きく分けて、「マイコンを対象とした組込みソフト開発」「Windowsアプリケーション開発」「PLCソフト開発」の3つがあり、私は自身が担当している「PLCソフト開発」の説明を行っています。
平成22年の会社説明会(本社)は主に以下の流れで進行しました。
パワーポイントを用いて、ソフテックでの仕事について紹介します。
私が担当する「PLCソフト開発」は、工場の生産ライン全体を制御するものから、ロボットなどの単体の装置を制御するもの、設備の稼動情報を収集するものなど、開発するソフトの内容が多岐に亘ります。
また、「マイコンを対象とした組込みソフト開発」や「Windowsアプリケーション開発」とは大きく異なる部分があるため、共通するソフトウェア開発についての説明は簡潔にまとめ、「PLCソフト開発」の特徴に重点を置いてご説明します。
具体的には以下の内容が中心になります。
ラダー言語の特徴や動きを見てもらい、社内での開発の流れを少しでもイメージしていただけるようにご説明しています。
図1. ラダー言語
このような現場での苦労や、自分で考え、作り上げたプログラムを現場の装置に入れて動かしたときの感動、また、それが安定して生産を行えることが確認できた時の達成感などのお話をさせていただくようにしています。
説明の後には質疑応答の時間を設けています。
こちらからの一方的な説明では見えてこない疑問や苦労など、積極的な意見交換を期待しているのですが、なかなかうまくいきません。
質問しやすい雰囲気を作るなど、この貴重な意見交換の場を有効なものにするためにはどのようにすべきかが課題と感じています。
PLCソフト開発は他のソフト開発では味わえない「原料から製品が造られるまでを制御する」とか「上流から流れてくる製品を大きなロボットを使って複数の下流に搬送する。しかも高速で。」といったことが経験できます。実物を見ると感動するのですが、社内に実物を用意することはできませんので、その感動や面白さを少しでもお伝えすることができないかと勉強中です。
うまく伝わるように説明内容を少しずつ改善してみたり、実際のシステムを用意できないので、カタログの写真などで補足してみたりと、実践と反省を繰り返していますがなかなか思うように説明できず、落ち込んでしまうこともあります。
今後も皆様の期待に応えることができるように勉強していきたいと思います。
このソフテックだよりの読者のなかには就職活動中の学生の方もいると思います。
私としては単なる業務内容の説明に止めず、就職活動の先輩として、より良い就職ができるようにアドバイスするつもりで説明しております。
就職活動を通していろいろな会社の内側やそこで働く方のお話を聞くことができますし、社会人になってからはなかなか経験することはできません。
この機会になるべく多くの会社説明会に参加してみてください。必ず良い経験になることと思います。
つたない文章にもかかわらず、最後までご精読いただきありがとうございました。
(M.F.)
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