HOME > ソフテックだより > 第296号(2017年12月20日発行) 現場の声編「新技術・新事業推進室の活動について」

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ソフテックだより 第296号(2017年12月20日発行)

現場の声編

「新技術・新事業推進室の活動について」

1. はじめに

ソフテックでは2014年に新技術・新事業推進室が発足しました。私はその発足当時から現在に至るまで新技術・新事業推進室員として活動してきました。
今回のソフテックだよりでは新技術・新事業推進室の取り組みや新技術・新事業推進室が発足した背景、活動内容について私なりに紹介させて頂きます。

2. 新技術・新事業推進室について

まず、新技術・新事業推進室とは何なのか、どんな目的、意義があり発足したのかを紹介いたします。
ソフトウェア業界は日々の技術進歩が非常に早い業界です。そんな中で、長期的に会社を存続させる為には日々我々も進歩していくこと、新しい技術を取り込み、うまく活用していくことが必要不可欠です。新しい技術を習得し付加価値の高い仕事をすることは、ソフテックというブランド力を高めることにつながります。
その為、ソフテックでは新技術の習得を意識しており、年度単位で新技術習得への目標と実績を経営品質目標(BSC(※1))の中で設定しています。
また、ソフテックにはS-BEY(※2)という社員表彰制度があります。新技術に取り組み、功績をあげることはS-BEY受賞の一番の近道だと私は考えております。
新技術・新事業推進室では、社員が新技術を習得する為のサポート、環境づくりを行っています。また、新技術習得状況を把握し、顧客の新規引き合いと結びつけることで、品質を保ったまま仕事の幅を広げることを目的としています。
新技術・新事業推進室ができる前も、新技術推進・習得を行っていましたが、ソフテックは受託開発専門のソフトウェアハウスですので、基本は受注する仕事に関連した新技術を習得していくことが主流でした。その為、全く知らない分野の新技術習得とはならず、今までの延長線上にあることの新技術を習得していくといった形でした。また、受注する仕事の中での新技術習得になりますので、仕事の内容に左右されるというところもあり、そう簡単に新技術習得できるものでもないのが難点でした。
新技術・新事業推進室発足後、ソフテックでは魅力的な新技術であれば、短期的な利益ではなく長期的な利益を考え、会社の研究開発という位置づけでその新技術習得に取り組む仕組みを整えました。自社内の研究開発という枠組みになりますので、売上げや利益はありません。その研究開発をした分だけ、その担当者は売上げや利益になる別の仕事ができないため、会社としては不利益になります。しかし、そこで得た新技術を使うことで、新しい仕事・分野へ挑戦し、しっかり利益を出すことができれば、ソフテックの将来を築くことになります。このようにソフテックでは先行投資してでも新技術習得を目指しています。この研究開発は1年に1件あるかないかの案件ではありますが、受託開発専門のソフトウェアハウスでは重要な取り組みだと思います。

3. 新技術・新事業推進室の活動

次に、新技術・新事業推進室で行っている活動について紹介したいと思います。新技術・新事業推進室では大きく分けて3つの活動を行っています。

3.1 新技術習得状況の管理

ソフテックでは各グループ単位で新技術習得数を定期的にまとめています。その各グループからあがってきた新技術が会社としての新しい技術であれば、社内研究としてその社内研究の仕事をどの程度しているか、集計しています。(2章新技術・新事業推進室の中で記載している研究開発とは別の枠組みになり、研究開発と社内研究の違いとしては、研究開発は社内承認が必要で、社内研究は不要ということです。社内承認を得るには、その担当者が専属でなければならない、顧客から開発費を受け取る場合は対象とならないなど細かい項目があります。それに対し、社内研究は基本自己申告ですので、ハードルが低く、取り組みやすいような仕組みとしています。)
この集計方法は現在改善中です。というのも、その仕事の占める社内研究の割合は100%ではないからです。現在の集計方法ではある仕事の10%が社内研究要素だとしても、その仕事全体にかけた時間で計算されてしまう為、社内研究習得にかかった時間というわけではないというのが現実です。ここについては推進室の方で現在改善策を検討中です。

3.2 社内への新技術周知への活動(新技術発表会)

今まで、新技術に関しては各グループ単位でどのような新技術があるかを把握、周知していましたが、他のグループは新技術の存在を知っていても、細かいところまではわからないという状況でした。
その為、昨年あたりから推進室で検討していることとして、新技術の情報共有を目的に、各グループから「こんな新技術をやっています。」というような発表会を社内でやってみようという動きがあります。現在、そのイベント開催の為の準備を進めていますが、社内的に忙しい状況が続いている為、日程調整に苦戦しているところです。社内的に忙しさが落ち着いてきたら実施する予定です。

3.3 「AI」への取り組み

今年から経営品質目標(BSC(※1))に「AI」という項目が入りました。新技術・新事業推進室で「AI」を実務に活かすためにはどのような活路があるのか?そもそも「AI」とはどういったものなのか?に関しては専門的な人は社内にはいないので、まずは「AI」についてセミナーを受講して、ソフテックとして「AI」を仕事にどのように活かすことができるのかを検討することにしました。
その取り組みの一環で、私も「AI」関連の展示会とセミナーに行きましたので、その感想を少し紹介したいと思います。
まず、6月末に「AI」関連の展示会に行きました。展示会では一通り全て回りましたが、出展している企業は「人工知能を使って○○ができます。」や「○○が簡単になります。」といった話が多く、個人的には仕事に結びつくイメージはわかなかったです。ただ、非常に注目度が高いことはわかりました。会場内では、途中歩くのも大変になるくらい人が多いところもありました。
その時の展示会の写真ではないのですが、別の展示会に行った際の風景を載せます。(写真はイメージです。)

ニンニクのしょうゆ漬け
展示会風景(写真はイメージです)

次に、「AI」のセミナーについてですが、こちらは非常に面白かったです。機械学習やディープラーニングについて説明があり、それらを使ってどういったことができるのかなどの話を聞きました。このセミナーを受けたおかげで、個人的には「AI」を使ってどんな仕事が出来るのかイメージがわきました。ただ、仕事にするまでには多少ハードルがあると感じましたので、そこは推進室で話し合って、クリアに出来ればいいなと考えています。まだまだ仕事に実用されるのは先のような気がしますが、粘り強くやっていきたいと思います。

4. おわりに

今回、本ソフテックだよりでは新技術・新事業推進室について記載させて頂きました。他にもいくつか推進室はありますが、新技術・新事業推進室が他の推進室と大きく違うところとして、ソフテックの将来に直結する取り組みであることが挙げられます。
新技術を習得することで、ソフテックにしかできないことを増やし、ソフテックならではの特徴、強みになればいいなという思いで推進活動に取り組んでいます。今はまだ推進室活動で目に見える成果というのは乏しいですが、将来的には新技術・新事業推進室があったから今のソフテックの強みがあると言えるように活動していきたいと思います。

(S.S.)

[注釈]
(※1)BSC
「バランススコアカード」の略で毎年、経営戦略目標をバランススコアカードにまとめ、達成状況を毎月100点満点中何点という形で評価しています。
(※2)S-BEY
「Softech Best Engineer of the Year」の略で、その年で一番優れた功績をあげた人が表彰されます。

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