HOME > ソフテックだより > 第158号(2012年3月12日発行) 現場の声編「ソフテック本社サーバールームが出来るまで」

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ソフテックだより 第158号(2012年3月12日発行)

現場の声編

「ソフテック本社サーバールームが出来るまで」

1. はじめに

近年の急速な情報化により、企業におけるサーバー台数は増加傾向の一途にあると言われています。
ソフテックでもそれは例外ではなく、Eメールサーバーやノーツサーバーなどのサーバーが稼動しています。
これらは元々、パーテーションで区切った所にまとめて設置し稼動していましたが、セキュリティの観点から見直し、サーバールームを設置しました。
私は当時か5S推進室員(※1)の一員として、社内のレイアウトを含め整理整頓、環境改善などを行なってきました。サーバールーム設置はその一環で、情報セキュリティ推進室(※2)と連携を取りながら私が担当となって進めました。
その時の、導入までにどのようなことを行なったかということや、なぜサーバールームが必要とされているのかといった情報を今回のソフテックだよりで紹介したいと思います。

2. なぜサーバールームが必要なのか

サーバールームをソフテックでも導入するにあたり、何故必要かについても議論がなされました。
以下のような理由があり、早急に導入が必要であるという結論になりました。

  • 顧客満足の向上
    サーバーPCには、顧客情報が入ったサーバーを外部の進入から守る必要があります。
    その為、最大限の配慮をすべきです。ソフテックでは、既に紙の機密文書、ノートPC等は鍵付きの棚に保管されていましたが、サーバーに関しては、上述したとおり、パーテーションで区切られているところに設置してあるだけでした。
  • ソフテックの情報管理(セキュリティの向上)
    ソフテック本社の事務所では、夜間は扉に鍵を掛けられるとはいえ、ビル関係の人(掃除の方)などは自由に出入りできる状況です。
    誰かが入ってくれば基本的には気付きますが、昼間は扉の鍵は開いている状態ですので、極論を言えば誰でも入ってくることができます。
    また、サーバー付近は見通しが悪いこともあり、気付き辛いという面があったと思います。
3. 設置条件

ビル管理会社や、消防署などに連絡をとり設置条件について確認したところ、以下の点が必要ということでした。

  • 扉と天井がつながっていないこと
    →元々設置されていたパーテーションと同じ高さで、囲うことを考えており、それは天井とは繋がっていないのでそのまま進めれば問題ありませんでした。
  • 窓(非常用進入口)と扉が1m以上離れていること
    →ソフテック社内でサーバールームを設置する予定の場所は窓に面しており、それが「非常用進入口」となっていました。(ビルの窓によく張られている赤い逆三角形のマーク)火災などの場合にはこのマークがある窓から消防隊が進入出来るようにする必要がある為とのことでした。ただ、こちらもスペース的には1mはありましたので、問題ありませんでした。
  • 内側(窓側)からは自由に開く扉であること
    →これも非常用進入口の関係ですが、そのような種類の扉が購入可能でしたので、問題ありませんでした。
4. レイアウト

上述した所謂法律やビルの決め事の部分はクリアできましたが、設置方法や運用面の検討を進めていくうちに、レイアウトに関する問題などがいろいろと出てきました。

以下が、サーバールーム導入前のレイアウトです。
片側は窓に面しており、逆側の隣はハンガールーム(社員のコートや上着、作業着などを置いておくところ)となっています。

セキュリティ的に問題があります
図1. 導入前のレイアウト

当初、手前側は通路になっている為、パーテーションをそのまま引き伸ばし、ドア設置すればいけると考えていましたが、そのまま引き伸ばすと窓枠にかかってしまい、パーテーションが固定できない(強度などの問題からドア設置が難しい)ということが分かり、レイアウトを再考する必要がありました。

その為、以下の要素を含める形で、再度検討しました。

  • パーテーションの設置位置を窓と窓の間の壁まで押し込む
  • スペースが狭くなるので、棚を再配置し、扉はハンガールーム側に付ける
  • パーテーションはなるべく再利用する

そこで考えたのが以下の案です。

結局は採用されませんでした
図2. レイアウト案

しかし、図2の案だと以下の問題が挙がりました。

  • 隣り合っているハンガールームがかなり手狭になり扱いづらくなる。入室も面倒。
  • サーバー棚自体を移動するのは大変。

結局、パーテーション設置費用や、サーバー棚設置にかかる時間、運用上の問題などを考慮し、以下のような形に落ち着きました。

  • パーテーションの設置位置を窓と窓の間の壁まで押し込む
  • 扉は通路側に設置し、ある程度の場所を確保する為、若干ハンガールーム側に広げる
  • サーバー棚移動は最小限とし、引き出し(キャスター付)を移動しながら使うことで狭さを回避する
  • パーテーションはなるべく再利用する

完成図です
図3. 導入後のレイアウト

5. 運用方法

サーバーの運用自体は変わりありませんが、今回鍵を付けたことで出入りできる者が限られてきます。
そこで、以下のように計3つの鍵を配布しました。

  • サーバー管理者
    →管理者は常時入室出来る必要がある為
  • 情報セキュリティ管理室
    →セキュリティ管理の為
  • 5S推進室
    →設置担当であることと、社内の環境整備の為

他にサーバールームに入室する必要がある人は上記の誰かから鍵を借りることになりますが、現状、緊急時に入室できないなどの問題は特に起こっていません。

6. おわりに

以上、導入までを簡単に説明させていただきましたが、導入までには、業者とのやりとりやレイアウトをサーバー管理者に相談したりして、2〜3ヶ月とかなり時間がかかりました。設置担当者としての私の反省点でもあります。
やはり、扉がついているという見た目だけでも、かなり安心感は違うというのは正直な感想です。

現状、エアコンの風が直接当たらないため、温度が上がりやすいという問題(サーキュレーターを設置するなどで対策中)がありますが、レイアウトに関しては随時見直しをしていきます。
今後も社内の環境改善に取り組んでいきたいと思います。

(Y.S.)

[注釈]
※1:5S推進室
社内の5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について、提案改善や管理を行なっている推進室です。
※2:情報セキュリティ推進室
社内の情報セキュリティの管理 や取り決め(機密文書やPC、USBメモリの取扱いなど)を行なっている推進室です。

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