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採用活動における面接で、学生から飲み会の有無を聞かれることがあります。
「お酒やたばこの習慣がありますか?」と、こちらから質問するからかもしれません。
ですがそれだけが理由なのでしょうか?
と答える前に考えてしまうことがあります。
最近の就活サイトにはブログ機能もあるので、そちらに書こうかとも思いましたが、他社の飲み会の状況を聞く機会もありませんから、就活中の学生や、新入社員向けではありますが、思い切ってソフテックだよりで書いてみたいと思います。
プライベートなものは除くとして、主に実施しているものには以下のようなものがあります。
新入社員歓迎会が主になります。
退職される方や、転勤される方が出た場合に行われます。
忘年会か、新年会どちらかを行いますが、ソフテックでは忘年会が多いようです。
大きな案件で、多人数で複数グループが携わったり、長期間携わる必要がある場合に、コミュニケーションの円滑化を図るために行われる場合があります。
キックオフミーティング後の会食と同様に、大きな案件で、多人数で複数グループが携わったり、長期間携わった場合に行われる場合が多くあります。
全ての研修会ではありませんが、一日がかりの研修会の後などには、慰労会が行われることがあります。
ソフテックだより140号では、グループでの自己啓発運動について取り上げられましたが、グループでの懇親会が行われることもあります。
(ここでいうグループとは、課長、係長、主任をグループ長として、その部下によって1グループを形成したものです。)
これはグループごとに実施の有無、実施の頻度などまちまちですが、私が所属するグループでは隔月実施を基本としています
また、グループによっては懇親会として飲み会ではなくボーリング大会を実施したところもあるようです。
「2.どんな飲み会があるのか。」で紹介した、「キックオフミーティング後の会食」や、「案件完了の打ち上げ」ではお客様が同席されることもしばしばあります。
よい仕事を行おうとしたとき、結束が求められるのは、自社内だけではありません。お客様との結束も非常に重要なものとなるのです。
また、案件の打合せ後や、出張作業後に、お客様と会食を行うこともあります。
お客様との会食で得られる人脈、信頼感、情報といったものは、その後の仕事を行う上で必要なものになります。
とは言え、いきなりお客様と会食の席に同席するわけにもいきません。
そのためにも、社内の飲み会で事前に基本的なマナーを身に着ける必要があるのです。
お客様との会食と表現していますが、これらの費用を計上するならば接待交際費に当たり、接待に含まれます。
おそらく「接待」と聞いてパッと頭に浮ぶのは、高級クラブや料亭に行き、ゴマをするだとか、接待ゴルフだとかを想像するのではないでしょうか。
この手の接待はソフテックでは行いませんし、お受けしないようにしています。
知っていなければいけない訳ではありませんが、知っておいた方がよいと思ったことを紹介します。
無理に挑戦する必要はありませんが、どの程度飲むと気持ち悪くなってしまうのか、はたまた記憶がなくなってしまうのか、寝てしまうのか、自分の限界を把握しているとよいでしょう。
そうは言っても、限界を知ろうとすると無理をしがちですし、限界を超えない方がよいに決まっています。また、体調によって飲める量というのは変わりますから、「こんな感じになったら、もう楽しくない」という形で把握することをお奨めします。
新入社員がどの程度飲めるのかなど、先輩社員は知りません。新入社員歓迎会などで、勧めた際に、飲んでくれたらどんどん勧めてしまいます。顔色が悪くなるなど信号が出る人は別ですが、自ら「もう無理です」と意思表示がなければなかなか止めるきっかけがつかめないのです。
何年か前に、新入社員歓迎会で気持ち悪くなってしまった人や、吐いてしまった人がいました。その経験があり、先輩社員もちゃんと様子を見ながら勧めるようにしていますが、やはり本人の意思表示が重要です。
「限界を把握しておくとよいでしょう」などと言ってはいますが、くれぐれも無理はしないでください。
入社してからでも親切に教えてもらえますが、普段お酒を呑む習慣がなくなってきているためか、知らない人が多いように感じています。
ここでは瓶ビールでのつぎかたを簡単に説明します。
お酌することに疑問を感じていたり、拒否感を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが私は新入社員の場合、非常に重要だと考えています。
入社されると、それぞれグループに配属されることになります。グループの人であれば、席も近いですし、自分のグループの新人として気にかけてくれます。
ところが、実際に案件に携わるようになると、他グループの人と共に案件に携わる機会が増えてきます。
ある案件に別グループの新入社員を入れることになった際、一言も話したことがない新入社員と、話したことがある新入社員(ましてや話が盛り上がっていたら)では、どちらを選びやすいかは言うまでもないでしょう。
もちろん、選ぶ際のウェイトとしては決して重くないはずですが、折角ですから生かしてほしいと思います。
入社されてから、早い段階で行っておくとよいでしょう。
新入社員歓迎会を逃すと、他グループと合同でやることが確定な飲み会は忘年会になってしまいます。
新入社員歓迎会では、新入社員は主賓となりますが、忘年会では半年以上先になってしまいますから、この機会が良いと思います。
「1.初めに」で書きましたが、採用の面接にて「お酒やたばこの習慣がありますか?」と聞くことがあります。
なぜこのようなことを聞くのか不思議に思う方もいらっしゃると思います。
たばこについては、弊社の喫煙所や喫煙者数、喫煙ルールをお伝えする必要があるかどうか の判断材料となりますが、お酒については、話題作りや確認程度の意味しかありません。
最近は飲まない学生が多いので、一抹の寂しさを感じますが、合否に影響することはまずありませんし、今まで合否に影響させたことはありません。
ですから、正直に教えていただけたらと思います。
飲まないとだめなのか?
飲めないとだめなのか?
まだ不安に思っている方がいるかもしれません。
はっきり言って飲めるに越したことはないと考えています。
体質的に飲めるのであれば、乾杯程度は付き合えるといいでしょう。
ですが、飲めなくてもかまいません。
飲みニケーションという造語があるように、飲み会は仕事以外のことも気楽に話せる貴重なコミュニケーションの場です。
「飲める」「飲めない」といったことよりも、飲めないからと言って「早く終わらないかなー」と、つまらなさそうにしていたり、飲んでいたとしても携帯ばかりいじっていたとしたら、その方が問題です。
そう考えると、別に気負う必要などないことが分かってもらえると思います。
あくまでソフテックの事例でしたが、不安や疑問が一つでも解消できたら幸いです。
(S.T.)
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