ソフテックの業務には大きく分けて、「マイコンを対象とした組込みソフト開発」「Windowsアプリケーション開発」「PLCソフト開発」の3つがあり、私は自身が担当している「PLCソフト開発」の説明を行っています。
(1) 会社説明会の流れ
平成22年の会社説明会(本社)は主に以下の流れで進行しました。
- 導入(約5分)
当日のスケジュールについて説明いたします。
- 会社説明 前半(約30分)
パワーポイントを用いて、ソフテックでの仕事について紹介します。
- 事業所内案内(約40分)
先輩社員が実際の仕事について説明します。
会議室ではなく、開発現場である事業所内で説明しますので、会社の雰囲気を感じ取っていただけると思います。
ここで私たちが業務内容の説明をします。
- 会社説明 後半(約20分)
パワーポイントを用いて、ソフテックの特徴を紹介します。
- 社長から学生のみなさんへのメッセージ (約5分)
創業からの取り組みを含めた動画をご覧いただきます。
- 質疑応答 & アンケート記入(約10分)
説明会の内容や、会社に限定せず、質問にお答えします。
- 簡単な筆記試験 (30分)
希望者にのみ実施します。一次選考になります。
(2) 説明内容
私が担当する「PLCソフト開発」は、工場の生産ライン全体を制御するものから、ロボットなどの単体の装置を制御するもの、設備の稼動情報を収集するものなど、開発するソフトの内容が多岐に亘ります。
また、「マイコンを対象とした組込みソフト開発」や「Windowsアプリケーション開発」とは大きく異なる部分があるため、共通するソフトウェア開発についての説明は簡潔にまとめ、「PLCソフト開発」の特徴に重点を置いてご説明します。
具体的には以下の内容が中心になります。
- PLCについて
PLCとは“Programmable Logic Controller”のことですが「パソコンやマイコンではなく、なぜPLCを使うのか?」という基本的なお話をさせていただきます。
普段、目にする機会が少ないPLCですが、実は私たちの生活を支えているということをご説明し、PLCに興味を持っていただくことを念頭に置いてご説明しています。
- 開発言語
C言語やJavaなどの高級言語を扱ったことがあるという方は多く、ソフテックに入社してからもそういった言語でプログラミングを行うことが仕事になると想像されている方が多いと思います。
しかし、PLCのソフト開発にはラダー言語と呼ばれる特殊な言語を使用します。
また、ロボットやタッチパネルなど特殊なコントローラを用いてシステムを構築する場合もあり、そういった場合には専用の言語を使用することもしばしばあります。
ラダー言語の特徴や動きを見てもらい、社内での開発の流れを少しでもイメージしていただけるようにご説明しています。
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| 図1. ラダー言語 |
- プログラミング以外の仕事
「ソフトウェア開発を主業務とする企業に入社するからには、プログラミングが仕事の中心になる。」と考えている方も多いのではないでしょうか。
プログラミング以外にも「設計」や「テスト」という作業があるということも有名ですが、PLCソフト開発では「現地への出張」も重要な作業の1つです。
自分で作ったソフトを実際に運用する現場に納め、目的の制御が行えることを確認するまでが一つの仕事となっています。
そこでは「設備を安定して稼動させるための動作パラメータの調整」や「オペレータへの操作説明」など、事前に想定している作業のほかに、「目的のタクトタイム(Tact
Time)(※1)を達成しているか?」「予期していなかったトラブルの対応」など、一筋縄ではいかないものもあります。
出張期間は半日などの短期間だけでなく2,3ヶ月の長期間に及ぶこともあります。
場所についても国内/国外問わず様々です。
このような現場での苦労や、自分で考え、作り上げたプログラムを現場の装置に入れて動かしたときの感動、また、それが安定して生産を行えることが確認できた時の達成感などのお話をさせていただくようにしています。
(3) 質疑応答
説明の後には質疑応答の時間を設けています。
こちらからの一方的な説明では見えてこない疑問や苦労など、積極的な意見交換を期待しているのですが、なかなかうまくいきません。
質問しやすい雰囲気を作るなど、この貴重な意見交換の場を有効なものにするためにはどのようにすべきかが課題と感じています。