HOME会社概況業務内容開発分野開発事例CANモジュールソフテックだよりお問い合わせ
HOME > ソフテックだより > 第24号(2006年8月23日発行) 現場の声編「入社後3か月間で学んだこと」

「ソフテックだより」では、ソフトウェア開発に関する情報や開発現場における社員の取り組みなどを定期的にお知らせしています。
さまざまなテーマを取り上げていますので、他のソフテックだよりも、ぜひご覧下さい。

ソフテックだより(発行日順)のページへ
ソフテックだより(技術分野別)のページへ
ソフテックだより(シーン別)のページへ


ソフテックだより 第24号(2006年8月23日発行)

現場の声編

「入社後3か月間で学んだこと」

1.はじめに

私は、2006年4月に入社したばかりの新人社員です。今回は、入社後3か月間の仕事で学んだこと、感じたことを書きたいと思います。

2.電話対応について

電話対応については、入社直後からマナー指導書や社内の教育用文書などを使って口頭でも指導を受けましたが、やはり実際に電話を取ってみないと慣れることができません。
そこで、4月から5月にかけて、電話対応の練習のために、私たち新人が優先的に電話を取る期間が設けられました。
入社直後の私の電話対応は、ひどいものでした。まず、お客様の名前や会社名を聞き取れず、聞き直してしまうことがかなり多くありました。他にも、お客様が出ても『お世話になっております』の一言がない、内線と外線を勘違いして社内の人間にお客様向けの挨拶をしてしまう、(緊張のためか)『こんにちは』と『こんばんは』を間違えるなど、いろいろな間違いをしてその都度先輩から指摘を受けました。
電話対応の練習期間中には、他にもこんな失敗がありました。

ソフテックに外線電話がかかってきました。練習期間中だったので、私はすぐに電話を取りました。
私 「はい、ソフテックでございます」
相手「○○会社の××です、△△さんはいますか?」
私 「・・・えーと、申し訳ありませんが、今席をはずしているみたいですが」
相手「わかりました、それでは後でかけなおすよう伝えていただけますか?」
私 「はい、わかりました、失礼します」
− 1分後 −
私 「△△さん、○○会社の方からお電話がありました」
先輩「えーと、誰から?」
私 「え、えーっと、すいません忘れました」
先輩「それじゃ電話できないじゃん!」

何度も電話に出てトレーニングしたことと、先輩方の指導のかいもあり、今では上のような基本的な間違いはしなくなりました。しかし、電話の取り次ぎができるようになったというだけで、相手に合わせた臨機応変な対応ができるようにはなっていません。今後も電話対応のトレーニングが必要です。

3.日報報告について

ソフテックの特徴の1つに、グループウェア『Lotus Notes』を用いた日報報告があります。
日報とは、自分が行っている仕事の内容や進捗、疑問点や問題点、今後の予定、その他仕事をしていて感じたことなどを書いて、上司や周りの人に報告するものです。と一口に言うのは簡単ですが、実際に日報を書くのは難しいです。
報告を受ける立場の上司や先輩が、部下である自分からどんな情報を知りたがっているか?を意識して報告を書かなければなりませんが、入社まもない新人には上司や先輩が何を知りたがっているかがわかりません。結果、何を報告したいのかわからない日報が出来上がります。
そのような日報の例として、私が4月に書いた以下の日報があります。

宛先 xx主任
cc 日報グループ
件名 [日報] パケット監視ツール製作

21日から、ネットワークのパケット監視ツール作成を始めています。

(1).品質について

まだ作成には入っていません。ネットワークとは何かの勉強をしています。
また、サンプルのソースコードを見て、流用できる部分を探しましたが、どの部分が流用できそうかまだ目処は付いていません。

(2).作業時間について

今日はこの作業に7.75H使用しました。
この作業に使用した時間は、合計14.75Hです。

(3).工程について

ネットワークの動作について、引き続き理解していきたいと思います。
実際に作成に入るのは、それからになりそうです。

例1.日報例

これは、研修でパケット監視ツールを作り始めた時の報告です。3か月前はなんとなく書いていたこの報告ですが、今見ると以下のような問題点があります。

  • ネットワークについて勉強しているはずなのに、何を理解して何がわからないのかの報告が全くありません。
  • 作業時間についての報告では、これまでにどれだけ工数を使ったかだけでなく、今後どんな作業にどれだけ時間をかける予定かを報告します。
  • 工程についての報告では、動作理解をした後製作の順で行いたいことは読み取れますが、ネットワークの動作理解はどの程度進んで、いつ頃製作を開始できるのか?の具体的な報告をしたほうがいいです。

このような、しっかり報告ができない状態を早く脱するために、私たち新人は、日報を毎日書くよう指導されています。
学生時代は、勉強をしたりレポートを書いたりしてもその成果をいちいち誰かに報告するということはありませんでした。そのため、自分の行いに対する考えを文章にすることもあまりありませんでした。
日報を毎日書くことは、自分の考えを文章にするいい訓練になっていると思います。

4.ソフト開発について

ソフテックはソフトウェア開発を行う会社なので、メインの仕事は当然ソフト開発です。
入社直後の研修で、私を含めた新入社員3人はそれぞれ別のソフトを製作しましたが、私が製作したのはネットワークを流れるパケットデータを取得して内容を表示するソフトです。
このソフトの製作にあたって、以下のドキュメント(文書)を作りました。

  • 製作仕様書 - ソフトが備えるべき機能や動作を記述します。
  • クラス設計書 - 作成するクラス(プログラムを構成する単位のようなもの)の設計書です。
  • フローチャート - プログラムの詳細な内部動作を記述します。
  • 製造工程表 - プログラムの製造がどの程度進んだか、どこが完了したかを記述します。
  • テストスペック - どのようなテストを行うか記述します。

できあがったソフトの動作に製作仕様書にないものがある、テストスペックに製作仕様書から類推できないテスト項目がある、クラス設計書に書いてない関数や変数があるなど、ドキュメントは結構いい加減な作りになってしまいました。設計段階で後のことをよく考えておかなかったので、製造段階でどんどん関数追加・変数追加の必要が生じ、製造前に作成したドキュメントと食い違いが生じてしまったのです。
私は高校時代から趣味でWindowsソフト製作をしていたので、プログラミング言語の知識はある程度ありました。しかし上記のようなドキュメントを作ってみて、趣味で作るソフトは自分ひとりで作っているので他人に動作を説明する必要もなく、バグが出てもいつでも何度でも好きなように作り直せる(極端な話、バグを放置しても良い)のに対して、仕事で作るソフトは、どのような機能を持たせる予定で、どこまで製造が終わっているか、どのような不適合が残っているかなどを常に明確にしなければならないということを知りました。

5.社会人になって感じること

社会人になって、学生時代と最も違うと感じることは、何事に対しても目標や原因を明確にする必要があるということです。
まず普段の仕事では、今やっている作業にはどれだけ時間がかかり、いつまでに終わるか、ということを(わからなくても何とか予測して)報告しなければいけません。そのようなスケジュール的なこと以外でも、なにか失敗をすれば原因をはっきりさせて同じ失敗をしないようにしなければいけません。
私は大学時代には、物事に対して目標を明確にするということはあまりしてこなかったので、しばらくは意識して目標を作るようにして慣れないといけません。
もしここを見て下さっている学生の方がいたら、今から目標を明確にするトレーニングをしておくと良いと思います。

6.おわりに

新社会人の拙い文章を最後までお読みくださり、ありがとうございました。
内容を見て頂ければわかるとおり、まだまだ未熟者ですが、早く一人前に仕事が出来るよう頑張っていきたいと思います。

(M.K.)


関連ページへのリンク

関連するソフテックだより