まず、設計作業を行ない、設計に従い通信プログラムを作り上げました。
そして、マイコンにソフトを書き込みんでスイッチをONにすると、
「・・・」
「やっぱりかぁ・・」という感じで、マイコンは動かなくて通信を行うことが出来ませんでした。原因としては単純なミスによるものです。
いったい何故ミスが起きたのでしょうか?理由はマイコンのCPUマニュアル通りに作っていただけだったからです。なぜ、そうなるか?をあまり意識していませんでした。そのせいで、原因を見つけるのに苦労をしました.。そのときに、マニュアルを読んで設定方法をただ覚えるのではなく、なぜそうなるかを考える大切さを知りました。
その後、プログラムが動いたので上司に確認をして頂きました。すると、
「こんなのじゃ、ダメだなぁ」
と返事が返ってきて、「何で?動くじゃん!」と思いました。
しかし、その指摘には納得の出来る理由がありました。プログラムは、ただ動けばいいわけではなく、ケーブルが抜けてしまった場合などの異常処理についての考慮がなくて、その上ソフトに変更を加えることになった場合を考えてプログラムされていないからでした。
自分の趣味で作る場合、異常がでたら作り直せばよく、変更を加えるにしても自分で書いたプログラムなら理解ができているので簡単に変更をすることが出来ます。しかし、仕事では御客様に異常のでる欠陥品を納品するわけにもいかず、わかりやすいプログラムでないと自分以外の人が変更を加えようとすると理解するのに時間がかかり無駄な時間を使ってしまうことになります。
このように色々と考え方を変えてプログラムを作成する必要があり
- わかりやすい
- 読みやすい
- 統一されている
- 常に先のことを考える
が重要だと学びました。
プログラムは動けばいいと思っていたので、趣味と仕事の違いを感じるとともに、改めて仕事の難しさを知る作業となりました。
このように作業は難しく、私はもともとプログラム経験が無く、どこまで自分で調べるべきかわからず質問も上手く出来ていなかったので、なかなか理解が出来ませんでした。それでも、上司や先輩方に助けてもらいながら完成させることが出来ました。機能としては通信をさせるだけで、パソコンから送られたデータによって、指定されたデータを返信するだけの単純なものですが、完成時にはかなり満足感があります。しかし、不安な部分もあり御客様が来社されて自分の作ったものを確認して頂いた時には
「大丈夫かなぁ、途中で止まったりするなよ・・」と
かなりドキドキしていました。確認が終わり何も問題が無かったので、ホッとすると同時に、ちゃんと仕事を出来たと実感し、「やっててよかったぁ」と嬉しく思える瞬間でした。